「再びパパラと尾崎漁港のキス釣り」平成14年6月16日(トラやん記)

「パパラ」
15日土曜日、しつこいトラは再び午後三時からのタイム釣りを
臨空パパラで行った。FVでチロリを500円で購入後、単車を現地に
走らせた。公園内は車は有料だが、単車は無料で置くことが出来る。

何度も来る為に親しくなった駐車場の管理人さんに声をかけ、世間話を
した後、石積の波止に向かう。いつもの左角から遠投をするが、前回の
大潮時よりも流れが早くて、あっと言う間に25号の錘が流されてしまう。

和歌山から大阪に向かう潮なので、今日も歩が悪い。増して、前回に比べて
ひどい連中が頻繁に目の前を猛スピードで走り回る。ジェットボートや
スキーをやり過ごしながら、竿を下げたり上げたりするが、明確なアタリはない。

一時間後にやっと一匹目をゲットしたが、後が続かない。退屈しのぎに公園
事務所にある売店で焼きそばとアイスコーヒーを注文して、しばし、休憩。
相変わらず海の暴走族が走り回る現場に取って返し、釣を再開。

トラの竿が置いてある場所に一組のアベックが座っていたので、意識を
しながらチラチラと見ていると、片言の日本語が聞こえて来た。
男性は二世風の感じで、美人の女性と話し込んでいた。

「どこから来たの?」「アメリカ」「貴女は?」「私は関空で働いているの」
のやり取りをして、その後の話の進展で、男性は大阪で行われたワールド
カップを見に来たと言うことが判った。長居競技場での試合はもちろん、
日本を応援してくれたそうだ。

結局、この日の日没までに釣れたキスは20センチ3匹と寂しい釣果で
あったが、さわやかなアベックと関空に沈むサンセットを見ながら帰宅した。

「尾崎」
明けて翌日は久し振りの尾崎漁港。今度は勝ちゃんの店で石ゴカイ千円購入。
単車で波止の中ほどまで入れるので、楽チンである。
午前8時前に赤灯先端に到着。ところが、ここで嫌な目に会った。

常連さんが先端で二人、竿を出していたのだが、いつもは9時頃には帰るので、
それまで待ってから竿を出そうと思っていたのに、いきなり「お前、ここで竿出すんか
いっぱい広い場所あるのに、他所へ行けや!お前の顔知ってるから言わんけど、
知らん奴やったら海に叩き込まれるぞ!ここの連中は皆、気が短いからの」と
今まで言われたことのない暴言を吐かれた。

朝一から喧嘩をしても仕方がないので、我慢していたら、しばらくして一人が帰った
ので、一本だけ持って来た竿を出して引き釣りを開始した。
ここの連中はガラは悪いが、根は良い人ばかりでシーズンになると、毎週通っていた
時もトラブルなど、起こしたことがなかった。あとで判ったことだが、この波止の常連さん
で今シーズン、キスの大物を釣った人を表彰する大会を行っていたらしい。

数日前に25センチの良型キスが一般の人が釣ったので、それを狙って早朝から
場所取りの為に来ていたらしい。それを知らずにのんびりと、夜が明けて好ポイント
の先端にブラリと来たトラの態度に腹を立てたのが真意である。

海は個人のものでなく、誰でも自由に竿を出すことが出来るのだが、やはり、
地元の人の感情を害したトラの行動は反省するべきで、いくら日頃から親しい
と思っていても、相手は決して同じように思っていないこともあると言う事を
勉強させて頂いた。

引き釣りではピンギスがパラパラと釣れただけで、特筆すべき点はひとつも
なかった尾崎漁港の釣りではあったが、前日から紀ノ川に釣行していた
GC仲間のyo-san、ナカちゃんが疲れているにも関わらず、帰宅途中に
寄って頂いて、久し振りの会話も出来たし、以前、○ボ連盟で親しくしていた
現、全ボ連盟のイソちゃんとも偶然であるが、再会することが出来た。

お二人が帰った後でイソちゃんと二人きりで竿を並べたが、お互い、「父の日」
であるにも関わらず、40台50台のおっさんが哀愁の姿で竿を出しているのも
見ものだったと思う。(爆終)