「御坊南塩屋漁港のコロ」平成14年8月24日トラやん記

8月23日午後11時半、NAVIちゃんの車に同乗して一路、御坊南塩屋に向かう。
今回は久し振りにGCの若者キャスター、タクちゃんも乗っている。
二時間後に有料道路を下りて、待ち合わせ場所に行くときのちゃん、ハコちゃんが
待っていてくれた。二台で漁港に到着後、それぞれが思い思いの場所に竿を並べる。
天気予報では雨の予定だったが、時折、パラパラと振る程度で雨合羽も必要ない。

角に陣取っているNAVIちゃんの竿に初アタリがあり、ドラッグがうなった。
しかし、リールを巻く暇もなく、道糸から飛ばされてしまった。
仕掛を聞くと、ハリスは8号だが、道糸は5号だと言う。一発で切られた理由は納得。
その後、ハコちゃんが待望の本命、コロダイを上げる。型は30センチと
不満だが、いることはわかったので、各自が張り切る。

きのちゃんはチャリコ、タクちゃんはゴンズイと遊んでいたが、本命のアタリは
ないようだ。トラもマムシの一匹刺しで港内に投げ込んであるが、針は漁師針の
16号、ハリスは8号なのでゴンズイすら釣れない。しばらくボーとしていると、
一本だけスケベ仕掛けとして、磯竿にオタフク錘をつけ、5号ハリス14号の
カレイ針でチョン投げしてある竿の、ケミが大きく揺れた。

あおると、無茶苦茶重い。それでもじわっと寄って来る。時間をかけて
取り込んだ獲物は4キロほどのエイ子さんであった。がっくし。
すぐに針をはずしてお帰り願ったが、この竿では唯一の獲物であった。
その後、その倍もあるエイ子さんを釣り上げ、久し振りに大物の感触を
楽しませて貰ったが、夜中の時間帯は過ぎ去った。

夜明けが近くなり、好地合いが近づき投げ竿に集中する。
ちょうど、満潮の潮止まりを迎える時間帯になって東の空が白んで来た頃に
ドラマが始まった。小アジでも釣ろうと、磯竿にサビキ仕掛けをセットして
タクちゃんとイワシを釣って遊んでいたら、急にトラの竿立てが吹っ飛んだ。
慌てて、竿を手にし、ドラグを締めて合わせを入れたが、ものすごい勢いで
竿がのされる。スピンパワーが満月状態である。

道糸もハリスも8号だし、このタックルで過去にマダイの50オーバーを
釣り上げているので、「勝負!」とばかりに持久戦を覚悟する。
それでも、竿がミシミシと音がして折れそうな気配なので糸を少しづつ
出すが、一向に相手は衰える気配はない。顔がこちらを向けば取れるのだが
全身で抵抗している様子が伝わって来る。15分ほど頑張ったがついに
グイ!のひとのしであっけなくハリスが飛ばされた。

放心状態でしばらく竿が出せなかったが、仲間も一緒に残念がってくれた。
周囲の投げ竿まで片づけて、タモまで用意してくれたのに本当に申し訳ない
結果になってしまった。エイ子さんの抵抗とは比にならない突っ込みだった。
改めて、コロの凄さを実感させて貰ったが、これでトラの闘志に火がついて
しまった。次回は絶対、取る。ハリスも16号に代えて、再挑戦の機会を見つけよう。

結局、この釣行ではその後に釣れたNAVIちゃんの45センチのコロとハコちゃんのコロが
唯一の釣果であったが、お土産釣りのジプシーでは日高川尻でピンギスと
戯れ、コロとの死闘をつぶさに見ていた仲間とも、再会を誓い合って釣り場を後にした。
二人の獲物はタクちゃんときのちゃんが写真を撮っていたので、いずれアップされると思います。