「過去釣行記」

(初島東燃釣行記)平成13年9月1日

行って来ました。初島は東燃裏のマダイ、キス、その他何でも魚征伐に。
参加者はここの管理人のまっさん、客人のそ〜さん、ゴンちゃん、トラと
NAVIさん、ハコちゃんの精鋭?6名。元々はNAVIさんのHPで呼びかけた
南部のミニオフ会でしたが、トラの発案で急遽、目的地を変更してくれたものです。
それでは「恐怖の▲テトラ釣行とジプシー釣行」の始末記を展開します。

 世間では夏休み最後の休日とあって、宿題に追い込みをかけている家族も
いる9月の1日(土)から日曜日に独身一名を除くお父さん達は初島の東燃裏に
三々五々、集結した。ここは冬季の大型カレイで有名であるが、この時期は
竿を出す人が少なく、何が釣れるかわからない。たぶん、釣り人が作ったであろう
刑務所の塀のような所にある階段を上りきると眼下には大きな三角テトラが
不規則に並んでいる。順次、道具を下ろして比較的綺麗に並んでいるテトラを
探して、釣り座とする。でも、真中がぽっかりと空いているテトラなので、
落ちたらひとたまりもないだろう。30cmあるかないかの幅に竿立てを
セットして皆さん苦労して仕掛を投入している。まったく力が入らないので
遠投は出来ない。前方には地の島と沖の島が浮かび、その島影が美しい。

夕日が島のかなたに落ちようとする頃に時々、竿先をふるわせてマダイの幼魚
チャリコが上がってくる。お互い10メートル以上離れて釣り座を確保している
ので、釣果のほうは不明だが、同じように竿を曲げているのを遠目で見ると、
やはり、チャリコが主体のようだ。暗くなる前にチヌ針を曲げるようなアタリが
あったが、大物らしき魚はこれだけ。仕事の都合で遅くなったゴンちゃんや
そ〜さんも登場し、賑やかになって益々張り切るが、釣果は誰も思わしくない
ようだ。到着草々、いきなり三連発でキスを仕留めたそ〜さんも、穴釣りで
頑張っているゴンちゃんも大物には見放されたのか、その後は泣かず飛ばずの
状況であった。まっさんやハコちゃんもトラと同様の釣果で、一人NAVIさんだけは
坊主状態が続いていた。風邪気味で薬を飲んでいたトラは眠くて仕方ないので、
まっさんの車に乗り込んで爆睡してしまったが、途中でまっさんも車中に来て
寝ようとしたが、トラの猛イビキで退散し、仕方なくテトラで寝たそうだ。
まっさん、すんまそん!

翌朝、まっさんに起こされ、慌てて、竿の所に行ったが、朝の好時合にも関わらず、
エサは残ったままで、結局、ジプシーの提案をすることになった。
竿を収めているときに、NAVIさんの竿に大きなアタリ!この日一番のチャリコ(失礼)
が上がった。どこに転進するか迷ったが、まっさんの掲示板に書いてくれていた
ダボハゼさんの「有田川河口のキス」を思い出し、皆さんで移動することにした。

10分ほどで現場に到着。潮は干潮いっぱいでこれから、上がってくるはず。
ハコちゃんは用事で抜けたので、5名が思い思いの場所に竿を一本だけ並べて
アタリを待つ。まず、最初に一投目からゴンちゃんの竿にアタリ。良型のキスを
ゲット。次にまっさんにもアタリで良型のキスをゲット。そ〜さんだけは遠く
離れていたので状況は掴めなかったが、やはり良型のキスをゲットしていた。
潮が混んで来ると同時に、アタリが頻繁に出始め、キスを主体にキビレやマチヌ、
ハゼなどが釣れてくる。ここでも一番大きなチヌをNAVIさんがゲットした。
そ〜さんがこちらに転進してきていきなり大きなゴンズイをゲットしたり、
現場で仲良しになったNさんとも一緒に竿を並べ、雨が降ってきた午後3時過ぎに
なってワイワイガヤガヤの楽しいミニオフ会は終了した。
 全員が坊主を免れ、事故もなく、延々30時間に及ぶお付き合いをしてくれた
皆さんに大感謝の一日であった。また、たのんます。

(紀ノ川釣行記)

行って来ました。紀ノ川尻ババタレ、チビレ、外道釣りに。
仲間の為にA級ポイントを確保すると言うとんでもない理由で仕事を片付け、
午後7時過ぎに現場に到着。先客は家族連れの4人だけ。それも投げではなく、
浮き釣りだった。「ラッキー!」と思いながら、一声かけて横に入らせて貰う。

コメちゃんが登場する8時過ぎにはすでに40弱のチビレ(キビレ)と数匹の
シマイサギをゲットしていた。コメちゃんも調子良く、シマイサギをどんどん、
追加して行く。途中、本命のおチヌ様らしい大物に目の前で逃げられ、前回の轍を
踏むも、ご機嫌は甚だ麗しい。「こんなに釣ったのは初めて!」とはしゃいで
いた。9時頃にダボハゼさん親子登場!可愛らしい息子さんと仲良く我々の横で

竿を出し、シマイサギと小チヌ様を次々ゲットしていく。トラも相変わらず好調で、
シマイサギだけでも10匹を越した。11時過ぎになり、NAVIさんと彼の彼女の
ルーさん、ハコちゃんが続いて登場!トラのポイントをゆずって NAVIさんに。
ダボハゼさんが確保してくれたポイントにハコちゃんが並ぶ。ところが、B級ポイント
にトラが移った途端に大当たり!40センチオーバーのチビレが竿をふるわせた。

コメちゃんが「何とトラさんは運が良い」と誉めてんのかけなしてるのかわからない
うめき声を発し、NAVIさんがタモ入れしてくれた良型のチビレを見ていた。(笑)
何とか他の皆さんに大物をと願っていたが、シマイサギとババタレ、小チビレや
ウミヘビ、エイなどの定番が邪魔をして歓声が上がらない状態が続いた。

でも、そこは素敵な仲間達。NAVIさんが持って来たビール、おにぎりなどで祝杯を
あげたり、馬鹿話をして盛り上がっていた。12時を過ぎてやっさん登場!トラの横に
釣り座を構えて、早速投入。チヌは釣ったことがないというやっさんに小ぶりであるが
チビレやシマイサギがご挨拶に来てくれた。ちょうどその時とんでもないことが起こった。

「一体何が?この先どうなってしまうのか!」とは言わなかったが、NAVIさんに
なんと、40オーバーのチビレが釣れたのである。失礼!釣ったのである。
「トラさん、僕の手触って、震えてるでしょう?」と言うので触って見ると、本当に
ブルブル震えていたのでびっくりした。これからは NAVIさんをバイブNAVIさんと

呼ぶことにしよう。友ヶ島、北塩屋、東燃、有田でも釣るたびに毎回、震えるような
魚を釣っているので、無理もないようだが、トラの穴ガチンコ道が終了するまでこの状態は
続くであろう。(爆)その後、トラの竿にとんでもないアタリがあって辛抱強く魚との
やりとりをしたが、最後に道糸を飛ばされ、あっけなく3匹目の大物には出会えなかった。

夜明けまでぼつぼつながら、皆さんの竿にアタリがあり、そこそこの釣果をまんべなく
ゲットし、午前五時半頃にハコちゃん退場。トラも用事のため6時半に退場。
居残った方達の釣果報告は出来ませんが、楽しい一夜でした。
ご参加下さった皆様、本当に有難うございました。

(有田川釣行記)

土曜日の夕方、トラの姉、義兄と恒例の樽井漁港のアジ釣りに行った。
北西風の吹く寒い漁港には大勢の家族連れが来ていたが、誰もアジを釣っている
様子はない。昨年は日暮れまでに百近いアジをゲットしたのだが、今年はどうだろうか?
3人で並んでサビキ仕掛けを上げ下ろしするものの、結局、完全に日が暮れるまでに
イワシが二匹釣れただけ。完全丸坊主を食らってしまった。

翌日、昨年二十年ぶりにお会いしたドクターと有田川に向かった。
実はアジ釣りに行く前にドクターから電話があり、以下のやり取りの末、決行したのである。

先生「トラさん、久し振り!明日どこか行きませんか?」
トラ「エエ!明日?アカンわ、明日は入院中のバアチャンが退院して来るのでお祝いです。」
先生「それやったら、ちょうど良いですね?祝いの鯛でも釣りに行きましょうよ」
トラ「そんなごむたいな!夕方には帰ってくるし、準備もせなアカンし、ちょっと待ってや
   嫁さんに相談するわ」
トラ嫁「エ!釣り?何を言うてんの、明日はオバアチャン帰って来るんやで」
トラ「わかってるがな、早朝に行って昼頃に帰って来るがな、ちゃんと鯛も釣ってくるから」
トラ嫁「もう、しょうがないなあ!」
トラ「先生、了解しました。明日午前4時に来て下さい」

と言うことで、作戦成功!
現地には少し遅れて6時半に到着。早速二本づつ竿を出しアタリを待つ。
1発目から良型のキスが竿先を振るわせてくれた。潮はこれから満潮に向かうので
条件的には良い。同行のドクターもボツボツながらキスやシマイサギを釣っている。
トラは大きな事を言った手前、是が非でも鯛類を釣らなければならない。

良くしたもので、その願いが通じたのか、キビレが釣れた。紀ノ川ほどの大きさでは
ないものの、30センチはあり、尾頭付きの鯛類ゲットでほっとする。
ドクターも続いてマチヌをゲット。数匹のエイと遊んだあと、またしても良型のキビレが
トラの竿に釣れ、キスも時々上がって来る。小チヌやハゼ、メッキも嬉しい外道として釣れ、
けっこう忙しい釣りであったが、二千円のチロリは午後一時に全部使い切り終了。
嫁との約束を果たし、午後2時、意気揚揚と帰って来ました。

追記
そ〜さん、ドクターの納竿時にまた大きなゴンズイ釣れましたでー!
変なパターン作ってくれましたなあ(爆)


(友ヶ島下見言い訳釣行記)

待ち合わせの加太桟橋には8時半に到着。出航間近になってもお二人さんが
来ないので、携帯電話で連絡を取ると、どうやら、エサ屋で時間を食って遅れる模様。
あとで判明したことですが、二人ともエサの他に竿やリールをゲットしていたらしいです。
仕方なく、トラだけ船に乗り込み、島に向かいました。同船者には投げ竿を持った人が
数名おり、野奈浦桟橋先端の争奪戦を覚悟していましたが、運良く右端先端部を確保。

良く見ると昨年、島に来た時にケミホタルを忘れて困っていた時に「どうぞ!」と言って
くれた人のグループが左と中央付近を陣取ったので、トラの顔を覚えておられ、気持ち良く
竿を並べることが出来ました。早速二本の竿を出し、続いてメジロ釣りの仕掛けを出そうと
竿袋を見ると、持ってきたはずのヘラ竿がありません。投げ竿では釣れんやろなと思いながら
サビキ仕掛けを上げ下げしましたが、やっぱりアタリがあっても乗りません。

後方ではヘラ竿を持ったおばさんが順調に小アジをゲットしていましたが、如何せん、
本日のメジロのエサ確保は諦めて、アミエビと仕掛け一式をそのおばさんに上げて
しまいました。そうすると、「兄ちゃん、良かったらこのアジ使ったらいいよ」と
言ってくれたのです。ラッキー!とばかり、すぐに孫針仕掛けにピチピチのアジを装着。
桟橋右方向の20メートル先にポチャンと放り込みました。

時々投げ竿もエサの確認をしますが、チロリもマムシも健在?で、そのまま、上がって
来ます。沖合い中央よりに少し潮目が出来たので、二本ともそこへ投入。
チョコン!としたアタリで良型のカワハギが釣れました。もう一方の竿もはっきりした
アタリが出て、28センチのチャリコが釣れ、まずは坊主を逃れました。

潮は正直なもので、アジを付けた竿にも大きなアタリ!昨年のメジロのことが頭をよぎった
ので、慎重に寄せました。力糸が見えて、あともう少しというところで、強烈な突っ込み。
ドラッグのついていないリールなのでどうする事も出来ません。大きく竿が跳ね上がって
ジエンドでした。重量感からすると、昨年のメジロを上回っていたので、恐らく上がって
いたらブリと呼んでも良いくらいのサイズだったと思います。くやしいー!

その後、カワハギと25センチほどのチャリコが来ましたが、潮目も消えて、またエサが
残るようになり、最終の船に乗船するまで何も釣れませんでした。
北タルミに行ってたまっさんとNAVIちゃんにトラから電話して、トラの釣っていた桟橋に
移動して貰いましたしたが、トラが帰ったあとも翌日まで頑張ってくれましたが、
カキコの通り、魚の姿は見えなかったようです。
ただ、良型のキスがNAVIちゃんのクーラーに入っていたのが唯一の慰めでした。
これでやはり、北タルミの内湾はキスの寄り場であることが判明しました。

下見釣行は言い訳釣行になってしまいましたが、本命は一匹も釣れず、後日の課題と
して、皆様の宿題にしておきます。まっさん、NAVIちゃん、お疲れ様でした。
今回は写真を撮る前にマダイ?は食ってしまいましたのでありません。美味しかった!


(トラやんの台湾珍道中記)

平成13年8月22日
台風の影響で飛行機が飛ぶかどうか心配であったが、何とか機上の
人となった。今回は家族サービスで台湾観光が主目的であった。
でも、しかし、釣具はしっかりとバッグに忍ばせてあった。
竿は目立つのでもし、現地で釣りをする時間が取れたら、その辺の
棒切れでも拾ってと微かな望みを持っていたが、結果は・・・・?

午前11時に出発して、台北到着は午後1時。時差が一時間なので、
日本時間は午後2時なのだが、時計を合わせるのがめんどうで
そのままにしておいた。台北からバスで移動して、今度は国内線の
飛行機に乗って東部の花連に向かう。30分ほどのフライトで現地に
到着。ガイドブックには海岸から近く、昔の日本の情緒が残ってる
田舎町として紹介されていたので、楽しみにしていた。

空港からトラの家族ともう一組のカップル、現地ガイドを乗せたバスは
取り合えず、本日の宿泊ホテルに向かった。かなりの暑さでバテて
いたので、何か冷たいものが欲しいなと思っていたら、ガイドがタイミング良く、
「のどがかわきませんか?」と聞いてくれた。

ところが、寄った先は喫茶店でなく、土産屋さん。冷たいものなど、
全くなく、熱いウーロン茶が我々を出迎えてくれた。もちろん、土産を
買う客としてのもてなしだ。その時は「まあ、ええか!」と思って茶を
何杯か飲んで店を出ようとした途端、ガイドが「何か買った?」と
聞くのである。「いや、何も」と答えると「店の人が可哀想ですよ」と言う。
「コイツ、何を考えてんのや、のどがかわいたから連れて来たんと
違うんかいな!」と思いながら、バスに乗ったが最初からこの一件で
ケチがついたので、先が思いやられた。案の定、滞在中はずっと、
土産物店巡りで、釣りどころか釣具屋を覗くことも出来なかった。

花連の夜は現地人のアミ族の踊りに混じってトラも美人と踊りまくったが
あの長い竹竿をリズム勘良く飛び越えて踊った翌日は腰が痛くて
たまらなかった。50を超えてアホなことするもんではありません。

台北に帰ってきてもガイドにせめて、釣具屋に行きたいと言っても
「自分で探して行きなさい」と冷たい態度であしらわれ、タクシーで
息子と一緒に探し回ったが、結局は一軒の店を見つけたものの、
土曜日で閉店していた。ホテルの窓からの遠景では綺麗な海がトラを
呼んでいるというのに、終始、家族サービスに追われ、ガイドから
開放された夜間だけは自分の時間を持つことが出来た。

台北市内の屋台でカラスミや極安のラーメンなどを食べたが、唯一、
これがトラの台湾における旅の思い出だったと言えよう。
釣果報告でなく、期待された皆さん、本当にすんまそん!


(もうひとつの故郷釣行記)

行って参りました。北海道は積丹に。
毎回、お世話になるちる母さん家に置きっぱなしにしている釣具を持って、いつもの
漁港にチャリンコでギコギコと漕いで行って様子を見てみる。ざっと100人くらいの
鮭釣り師が来ていて、そのうちの二人組が二本上げていた。
やっぱり、連休は人が多い。早速、ハリス10号、一ヒロ半の上に鉛入りの棒浮きを
セットし、秋刀魚の輪切りを二個つけて30メーター付近にポチャン!と投げる。

針は丸セイゴで言うと20号以上の大針である。港内を回遊している鮭は運が良ければ
連続で来るが、この日はライズもしていないし、活性は低い。
朝から粘って昼頃までいたが、エサもそのままなので、竿を放置したまま家に帰って
昼食を食べて、午後3時ごろに来たら先客が帰ってちょうど良いポイントが開いていた。

新しい秋刀魚をつけて、再度、チョン投げ。しばらく煙草を吸って浮きを見ていたら、
前アタリのチョンチョンが来たあと、一気に浮きが消し込んだ。辛抱辛抱とさらに竿先が
曲がるまで待って、思い切り合わせた。ギュ−ンと糸鳴りがして鮭が突っ走った。
近所の漁師から大きな玉網を借りてあったので、相手が弱ってから上げるべく、足で
タモを寄せた。10分くらい遊んだだろうか?ようやく姿を見せた鮭は雄の5kくらいで
鼻が曲がっていた。空気を吸わせたあと、ゆっくりとタモを入れて1匹目をゲット。

2匹目はさらに30分後に来た。今度はやや、小さく、3kほどであった。
同じく、雄で昨年のようにメスは上がらなかった。結局、この日は二本で終了。
一日置いて鮭狙いに出かけたが、同じように雄が二本上がったが、腹にスジ子が
一杯詰まったメスは今回、不発であった。丸のままの鮭は日頃、お世話になっている
友人に直送し、残りはさばいて、自宅送りにした。塩もしていない鮭なので、料理に
困るかも知れないが、ステーキのようにして、食べれば最高の味わいがあると言うことを
理解してもらえると思う。一度だけ、川にも行ったが、めずらしく、25センチを超える
ヤマメが釣れ、これはちる母さんにプレゼントして美味しく食べて頂いた。

平均サイズが12センチくらいなので、このヤマメは恐らく記録物だったと思う。
デジカメを持って行かなかったので証拠写真はありませんが、トラの北海道釣行は
熊に食べられることもなく、無事に終了したことを報告しておきます。


(泉南みさき公園裏と紀ノ川ジプシー釣行記)

今年初のカレイを求めてみさき公園に出撃。
午前4時に起床したものの、まだ、外は真っ暗。本来ならば、前夜に紀ノ川の
半夜釣りをして、本日の早朝からみさき公園裏でカレイを釣る予定であったが、
仕事が遅くなり、久し振りの日中釣りになった。

午前五時、自宅を単車で出発。FVに寄ってマムシ二千円を購入し、一路26号線を
南下。現地には夜が明けた6時過ぎに到着。マイポイントの沖合いに定置網がある
付近には誰もいない。早速、竿を出し、二本とも遠投置き竿とする。

一投目から、チャリコが来たが、二本目は巻いて来る途中で根がかり。道糸から
高切れ。(これが本日の地球との闘いの始まりであった)
三回目の高切れで、新たに糸を巻きなおして投入した頃に見たことのある顔が?
やっさん登場!今日はナカちゃんと一緒に待ち合わせていたので、まさかの時に
興和火災(爆)、びっくりしました。

良く来てくれましたと、涙の再会をして、やっさんに隣に入って頂く。
「どうです?釣れました?」との問いに「え!あぁ、ま、アタリはありますけど」と
答えるものの、焦ってしまう。まさか、根がかりが激しいとは言えない。
早速、やっさんもトラと同様、地球との闘いに参加してもらう。
それでも、苦しみながらベラをゲットしているのは、さすがに日本海で鍛えた腕。

二人で格闘している時にナカちゃん登場。
「どうですか?」「え!まあまあです」と苦しい答えを繰り返すトラ。
沖合いに潮目が走り、感じは良いのだが、カレイの気配はまったくない。
3人目の機動部隊ナカちゃんも苦しみながら、地球と闘っているが、とうとう、
トラの錘が底をついてしまった。新たに力糸とジェット天秤5個追加購入。

しかし、精鋭3人組も昼前になってさすがに地球防衛軍の強固な抵抗に
白旗をあげることになり、撤収を決定。トラとナカちゃんは紀ノ川戦線に転進。
やっさんはゴンちゃん部隊と合流し、アジを確保するということで、ここでまた、
涙の別れとなった。岬で戦っている間、各地に出張っている外道キャスターの
現地報告がどんどん入ってくるに従い、「このままでは帰れん!」と午後からの
用事を「あのう、まだ仕事が終わらんので、遅くなります。」「あ、そうですか
では、本番で頑張りましょう」ということで心置きなく紀ノ川に向かった。

またまた、単車で走り、30分ほどで紀ノ川ヘリポート跡に到着。
さすがに、時間が早いのか釣り人は我々二人以外、♪誰もいない海。
仕掛けをセットして、カーブ付近からチョン投げ開始。1発目からコトヒキが来る。
ナカちゃんに良型(20センチ)のキスが釣れ、心配していた豪雨の影響は
なさそう。しばらくして、西宮から初めて来られたという中野さん(34歳)が
「すんません、横に入らせて下さい」と、一緒に竿を並べることにした。
夕方を迎える前にトラの竿に大きなアタリがあり、手前まで引き寄せてあと少しと
言う所で根に入られてバラしてしまったが、リールが満足に巻けない重さだったので
たぶん、エイ子の仕業だったと思う。(ナカちゃんはマゴチの大物だと言ってくれましたが)
「中略」

突然、夜になり、♪ケミカルライトにヘッドランプをつけて、紀ノ川軍との
闘いの火蓋が切られた。新しくエサと錘を購入したので、準備は万端である。
三本の竿に退屈しない間隔でキビレ、シマイサギの定番に加えて、メッキ、ハゼ、
めずらしく、ヘダイも釣れる。そうするうちに、元々本日のターゲットをここに
決めていたハコチャン登場。前回、ダボちゃんが漁船に持って行かれた竿をゲット
するべく、同様のポイントに投げるも、逆に漁船に仕掛けごとブチ切られる。

ナカちゃんや中野さんもキビレやシマイサギ、マゴチ、ハゼなど次々とゲットして行くが、
大物と呼べるサイズは来ない。ハコちゃんも漁船に切られて腐っていたが、気を
取り直し、良型のシマイサギをゲットしていた。朝まで頑張ろうと思っていたが、
さすがに体力の限界が来て、ふたの閉まらないクーラーにも満足していたので
帰る準備をしていた頃、突然のドラマが始まった。

たびたび、大アタリがあっても乗らなかったナカちゃんがついに、合わせに成功した。
必死で抵抗する奴をなだめすかして上げた大物は何と!マゴチだった。
実寸46センチ。立派な面構えをした美味そうな一品。全員で拍手喝さい。
興奮覚めやらぬナカちゃんは何度も何度もそのマゴチを眺めていた。(おめでとう!)

その大物に後ろ髪を引かれるように、トラは単車にまたがって、「サラバじゃ!皆の衆」と
言いながら帰宅の途についたが寒かった。家に着いたら体が完全に冷え切り、
風呂に入って一寸カキコをしたあと、バタン、キューで寝てしまいました。
その後の釣果報告は朝まで粘ったと思われるナカちゃん達にお任せします。以上!


(今シーズン初のカレイゲット!箱作一文字)

午前4時半過ぎ、電話の音で目覚めました。
そう、今日こそは初ガレイをゲットしようとNAVIちゃん、ゴンちゃんと箱作一文字に
行く日。玄関に行くとNAVIちゃんとルーちゃんの二人が仲良く参加。
五時にはゴンちゃんも到着し、コーヒーを飲んだあと、トラ宅を6時前に出発。
もも釣具店には二十分後に到着。まだ、一番船が出ていなかった。他の釣り人一名を
含む五人は目と鼻の先の一文字に渡る。向かって右寄りの端にNAVIちゃんと
ルーちゃん。その隣にトラ。ゴンちゃんと並ぶ。

沖にブイがあるのが気になったが、かまわず遠投するも、きっちりロープ掛かりで
早速、仕掛けプラス力糸、錘を一式を紛失。近投に切り替えたが、チャリコのみ。
ゴンちゃんも沖にあるブイが気になるのか、遠投出来なくて苦慮している。
NAVIちゃんは本命ポイントに遠投したあと、ルーちゃんのアジ釣り仕掛けを
作っている。ゴンちゃんの「もう少し向こうのほうに移動します」との声で
トラも移動を決定。古いテトラポットの近くに仕掛け一式を移動した。

ブイがなく、遠投して、置き竿として、様子を見ると、早速アタリ。
良型のキュウセンが釣れた。それを機に、ゴンちゃんも入れ食い状態で
キュウセンを釣り出した。竿を三本出す暇もないくらい忙しい。
しばらくして、ゴンちゃんの竿に大きなアタリ。「おぉ!カレイや!」と
言うので見ると、良く肥えたマコガレイが釣れていた。見た目は軽く
20センチを超えている。正しく計測しなかったが、約25センチはあった。

その後、トラにもマコガレイの20センチが来て、今シーズン初のカレイ
開眼であった。小さくてもカレイはカレイ。無茶苦茶嬉しかった。
昨年の今頃にやはり、カレイを釣っているので、恐らく釣れるであろうと
思っていたが、季節は確実にやって来ていることが証明された。
これで、来週の友ヶ島は間違いなく、カレイが釣れると自信が持てた。

NAVIちゃんは残念ながら、平べったいのには出会えなかったが、大きなタコを
ゲットして、外道キャスターズの面目をほどこしてくれた。
トラの自宅で調理して、食べたが、すこぶる、美味かった。
NAVIちゃん、ご馳走様でした。なお、ルーちゃんは大きなアジを10数匹
ゲットして悦にいっておりましたが、一文字でもアジが釣れることを証明して
くれてありがとう。さすがにNAVIちゃんの彼女だけあって、自分で何もかも
して、アジ釣りをしていたのを見て、感心しました。

少し早い目に丘に上がって昼食のお好み焼きを食べたあと、トラ宅で二次会を
開催しましたが、たまたま、義弟のシゲやんが来ていたので、またまた
盛り上がり、楽しく歓談させて頂きました。ゴンちゃん、NAVIちゃん、ルーちゃん
遅くまで引っ張ってすみませんでした。又の釣行を楽しみにしてます。


(15中年漂流記)

11月2日から3日にかけて、トラが日頃から遊ばせて頂いている釣りのホームペー
ジ「カレイ大魔王への道」と「NAVIと愉快な釣り師達」に集う仲間で作った「外道
キャスターズ」初の釣り大会を開催するべく、集合地点の加太港に集まった。
都合で大会に参加できないゴンちゃんと♪涙の連絡船を歌いながら別れのテープを切った。

加太から出船した豪華連絡船(エイ丸)200トンは我々、15名の中年釣り師を乗せて、
一路友ヶ島に向かった。ところが、折りからの大雨と強風で船は転覆。
命からがら、救命ボートで島に辿り着いた。取り合えず、宿舎を確保しようと、
全員でその辺の材木をかき集めて家を作る訳には行かず、大枚一万五千円を支払って
15畳の部屋に辿りついた。

あらかじめ、航空写真でポイントを決定していたので数名づつに分かれて各地に分散。
今日の食事は魚鍋なので、何としても食材を確保しなければならない。
悲愴な目的を持って全員が思い思いのポイントに暴風雨をものともせず、散った。
トラは宿舎に一番近い桟橋から竿を出したが、すでにスパイク靴の中はジャブジャブ状態で
ある。首筋から入ってくる雨水が冷たい。25号の錘も向かい風に押されて50mも
飛ばない。2時間経っても3時間経っても海からの応答がない。そうしているうちに沖から
何やら大きな船がやって来た。連絡船の到着する時間でなく、不思議に思っていると島
の管理人が来て、竿を上げて下さいと言うことであった。

桟橋に横付けされた船体には「ぼうぜ丸」と書いてある。我々釣り人には禁句の
「ぼうず」に限りなく近い字である。良く似た名前に不安がよぎる。
ぼうぜと言えば、確か兵庫県の家島にある名前を見たことがある。案の定、
その家島から来た船であった。船内には多くの乗客が乗っており、目的はわからないが、
船内放送のスピーカーから聞こえて来る内容に「釣りをする人は」とか「スタンプラリー」
とか、案内されていた。こりゃー大変!、こんな小さな桟橋に100人以上の釣り人や
観光客が押しかけるとまったく釣りにはならないと、一旦、宿舎に退却することになった。

ところが、宿舎の鍵は幹事のまっさんが持っており、遠く、歩いて一時間もかかる釣り場で
竿を出していることが携帯電話で判明した。仕方なく、北タルミから様子を見に来た
そ〜さんと待合室でワンカップの酒を飲んでまっさんが帰って来るまで待機。
その間に各地に散開している仲間に電話連絡。すると、どうであろう、すでに36cmのカレイ
をゲットしている人もいると言う情報を得た。

宿舎から一番近いテーブル前で釣っているムラさんにその情報を伝えようと、見に行くと、
「僕も29cmのカレイ釣りました」と淡々とした返事が返って来た。唖然である。
島では最高のポイントである桟橋では何も来ず、おまけに縁起の悪い名前の船が横付け
されている。その後、ぼうず?丸は数時間後に出て行ったが、海は益々荒れ狂っている。

竿を再び出す元気もなく、鍵を持った幹事が帰って来るのをひたすら待つが、一向に
帰って来ない。痺れを切らして宿舎を覗きに行くと、何と誰かがすでに寝ていた。
待合室で見ていたが、仲間が通りすぎるのに、まっさんでなかったので気がつかなったのだ。
濡れた靴下や服などを乾かしていると、続々と宴会目的組が到着。
それぞれ、遠征した甲斐があってボウズは誰も居ない。型の良いカレイ、スズキやマダイを
クーラーに入れて持ち帰ってくる。中でもナカちゃんとまっさんのカレイとスズキが
圧巻であった。この時点で完全ボウズはトラ一人だけであった。

食材もゲット出来なくて宴会に参加するのは気が引けるが、そこは優しい仲間達。
疲れた身体にも関わらず、一生懸命、調理してくれている。それも、貴重な今期初の
良型カレイを釣った人達も惜しげも無く、刺身にしたり、鍋に放り込んでいるのである。
NAVIちゃんが作ってくれた温かい絶品の鍋を囲んで持って来た大量の酒や
ビールも少なくなるにつれて、部屋の片隅ではいびきが聞こえるようになって来た。
天気が良ければ、夜釣りで大型のマダイを狙えるのだが、外は相変わらず、暴風雨。
仕方無しにトラもいつのまにか、就寝した。

明けて日曜日、雨は止んだものの、風は強く、波も高い。島の管理人が来て、
「すいませんが、この荒れ方ですと一番船で帰ってもらわなければなりません」と
残念な宣告。昨年も同様なことがあったが、その時は迎えに来た船に釣り人が乗船していた
為、少し揉めたことがあった。トラは「前回のようなことがあると、帰りませんよ」と
言ったら「今回はそのようなことはしません」という返事だったので納得した。

仲間にその旨を告げて、9時過ぎに迎えに来る前に桟橋に集合することにした。
トラはその短い時間に引っくり返っている海に向かって竿を出したが、納竿時間が迫った為、
三本の竿を順番に回収していた時に何と、カレイが釣れたのである。
本当に嬉しくて涙が出そうになった。27cmと仲間が釣ったカレイに比べて、
数段小さかったが、トラには座布団ガレイを釣るより嬉しい一匹であった。
まさに、そ〜さん言う所の「泣きの一匹」であった。

今回、島の案内人として、仲間に大きな事を言ってた手前、やっとトラの面目が最後
にして立ったのである。加太港に帰着して時間もエサも余っていた為、仲間と相談し
た結果、昼過ぎまでやりましょうと意見一致。しつこいのもトラの特徴だ。

港内の波が穏やかな場所から全員が竿を出しが、ここでも、幸運の神様がいて、
トラと同様にボウズに近かったコメちゃんの竿に30cmのマコガレイが微笑んだのである。
飛び上がって喜ぶ姿に全員から惜しみない拍手が沸き起こり、とんでもない日に大会を
行ったものの、外道キャスターズの運の強さを実感した初の大会であった。

何回も遠くまで頑張って歩いたものの、本命には恵まれなかったやっさん、ハコちゃん、
ダボちゃん、きのっちさん、そ〜さん、NAVIちゃんで達であったが、まっさんの太い仕掛け
をいとも簡単にぶち切って行く化け物の存在も確認したし、絶好調のナカちゃんの
でっぷり太った36cmのカレイも見たので、魅力たっぷりの島であると再認識して
頂いたと思う。残念ながら、来年3月で島へのアクセスが無くなるが、この思い出を
しっかりと刻んで外道キャスターズの今後の糧としたい。


(二本昔話)
                       原作 トラやん
                       主演 まっさん

昔々、淀川の下流に住んでいた婆さんが上流から流れて来た大きな桃を
拾い上げました。早速家に持ち帰り、仲良く爺さんと食べようと思い、
包丁でスッパリ切ると、中から何と可愛い男の子が出て来ました。
良く見ると、手には投げ竿を持ってます。婆さんは「まぁ!」と叫び、
爺さんは「驚か(さん)といてくれ!」と言ったので、その子は以後、
まっさんと言う名前にしました。

まっさんはみるみるうちに成長し、立派な若者になりました。
日頃の鍛錬で釣りも上手になり、淀川では誰もまっさんにはかなう者が
おりませんでした。ある日、まっさんは両親に「おらぁ、前から
友ヶ島に住むと言う化け物魚の退治に行きたい」と言いました。
爺さん、婆さんはもちろん、反対しました。だって、誰もその化け物魚
を釣ったことはないし、反対に竿や仕掛をぶち切られてスゴスゴと
帰って来るのが落ちだったからです。

まっさんは両親の反対を押し切って、出掛けることにしました。
手には大物対応の竿とリール。この日の為に密かにこしらえた
究極のスペシャル化け物退治仕掛け。二日分のおにぎりとお茶と完璧な
準備です。道中、いきなり、竹やぶから年老いたトラが出てきました。
「まっさん、まっさん、おにぎりくれたら、化け物退治に付いて行きます」と
言いながら、スケベ目で擦り寄ってきました。本当は強がりを言ってたまっさんは
一人では怖かったので、喜んでトラをお供に加えることにしました。

そして、しばらく歩いて行くと、今度はブルブル震えながら「僕が付いて行くと
道に迷うことなく友ヶ島に行けます。僕にもおにぎり下さい」と言って
ナビ下駄さんが現れました。やはり、二人より三人が良いと言うことで、
まっさんは快く供に加えることにしました。するとその後ろに、「僕は平成の
猪八戒と名乗るムーラと言う者ですが、飴色の素晴らしい武器を持ってます。
お供させて下さい。でも腹が減って仕方ないのでおにぎりは三個下さい」と
言いながら、やってきました。

まっさんはだんだん、おにぎりが減っていくのを心配に思っていましたが、
ムーラさんもお供に加えました。そして、またテクテクと歩いていきました。
船の乗り場にはまだ、かなりあり、しばらく休憩しようと「路傍の石」に
座った途端、「寒くて死にそうです。どうかまっさんのおにぎりを少しわけて
下さい。」と長身の男性が目の前に立ちました。可哀想に思ったまっさんは
その人にも気軽に分けてあげました。するとその人はいきなり、「ソ〜ラン節」
を歌い始めたのです。そして、歌い終わると「僕もお礼にお供します」と
言いました。自己紹介では北の国から南国の夜さんと言う長い名前でした。

休憩が終わって、しばらく歩いていると今度は「毎度〜!ダボハコでーす!」と
言って二人のお笑いタレントが一行の前に立ちふさがりました。
「おにぎりくれたら、腹がよじれるくらいの馬鹿話しまーす」と言ったので
まっさんは試しに一個づつあげました。するとどうでしょう。一行とは関係ない
道行く人までが立ち止まって腹を抱えて笑ってしまうような腐い駄洒落が
飛び交う始末でした。まっさんはこれは使えると思い、今回の退治に同行して
くれるようにお願いしました。何せ怖がりで有名なまっさんですから、この二人の
お笑いで恐怖を飛ばそうとしたのかも知れません。

もう少しで船付き場に到着と思った頃、ニヒルな顔付きのトラと同い年くらいの
男性が二名、一行に近づいてきました。「オイ!アンタらぞろぞろとけったいな奴
引き連れてどこへいくんや?」と、ちっとも怖くない声で呼びかけて来たのです。
まっさんは事情を説明すると、「ちょうどエエ、ワイらもいっぺん、あの化け物
やっつけたろ思ってたんや。でも、飯買うてけえへんかったから、そのおにぎり
くれへんけ、そしたら一緒に渡ったるでー」と河内弁か和歌山弁かわからない
変な口調で話し出しました。

まっさんはこうなったら何人でも良いとおにぎりを分けて同行を承知しました。
せっかくだからこの際、自己紹介をと言うと、「ワイはヤーさんで、こいつは
ナイトサーフ会長のキセノンランプや、よろしゅう頼んます」と意外な
優しい口調で紹介してくれました。キセノンさんは何でも夜になったら目が
光って獲物を見つけたら絶対に逃さないと言うすご腕の持ち主らしく、特に
メス魚には恐ろしい執念を持っていると聞いて、まっさんは飛び上がって
喜びました。

さて、いよいよ船に乗り込もうとしたその時、大きな米俵をかついだ一人の青年が
やって来ました。何でもまっさんが化け物退治に行くと言う噂を自宅の電子紙芝居で
知って、腹が減っては戦が出来ぬと、差し入れを持って来てくれたのです。
名前は天王寺さん、昔、トラに強制デートに誘われたことがあるので、お尻に
バンソウコウを貼っての参加でした。すると、ほぼ同時にやはりトラに有田川で
拉致されたことのあるボウズでも泣かないさんが、逃亡先の東京から駆け付け、
化け物退治に参加してくれることになりました。でも、本当はトラへの復讐を
するために隙を見て、船から突き落とそうと考えていたことが後に判明しました。

精鋭を乗せた200トンのお椀の船が出航する寸前にまっさんの親友の赤鬼さんも
桟橋に駆け付けてくれましたが、全員が討ち死にする可能性が高い為、皆で
「アンタだけでも外道キャスターズの牙城を守ってくれ!」と涙の連絡船となりました。

島に到着した一行はまず、化け物が出そうなポイントに散開しましたが
ナビ下駄さんだけはまっさんと一緒に遠くの親分が出そうな所に出掛けました。
キセノンさんとダボハコさん、ボウズでも泣かないさん達もまさかのことを
考えて、こんな場所でと思うような所に包囲網を張り、今年夏の闘いで見事に
返り討ちにあった北の国から南国の夜さんと天王寺さんは「来た!たるんだ」と
いう所に竿を並べました。そして、前線本部に近い所にヤーサン、ムーラさん、
トラが入りました。

そのようにして、それぞれの闘いの火蓋が切られましたが、化け物魚は
地球防衛軍との提携でものすごく強く、まっさん軍はことごとく、
敗退です。おまけに雨や風の神様とも提携しているらしく、初日は殆どの
お供は討ち死に状態で帰って来ました。

トラは敵軍艦と遭遇し、桟橋であえなく討ち死に。目を光らせることもなく
キセノンさんも討ち死に。お笑いコンビも笑う元気も無く討ち死に。
「来た!たるんだ」グループも遭遇することなく討ち死に。
ヤーサンも得意なジプシー戦法を駆使する元気無く討ち死にと悲惨な状態であった。
何とか、ボウズでも泣かないさんは敵の上層部に当たる幹部とムーラさんだけは
子分らしきものを捕らえてきましたが、肝心のまっさんの状況はわかりません。
全員が戦意喪失で集合した時に、さすがにまっさんは子分の数匹を
捕まえてきましたが、満足したような顔ではなく、態勢を整えて、
夜中から奇襲攻撃をかけると息巻いておりました。

部下にこれ以上しんどい思いをさせたら可哀想と、夜中にこっそり起きて
再度挑戦したが、結局は敵の猛反撃に会い、8号ハリスは飛ばされるわ、
15号の針は伸ばされるわで、まっさんは退却を余儀なくされました。

帰り間際にトラと天王寺さんの竿に敵の斥候が捕まったのがせめてもの
救いであったが、このあだ討ちはきっと近いうちにされることでしょう。
帰宅したまっさんの開口一番!「絶対に許さん!」と言ってたそうな。
爺さん婆さんの反応は如何でしたでしょうか?この続きは一本目の後、
二本目の昔話で完結編を迎えます。乞うご期待!
                         おしまい


(エッそ〜!の巻、淡路島OLM)

世間では勤労感謝感謝の日と言うことで、家族から「お父様、ありがとう!」と
言われて団欒を囲んでいる日なのに、亭主元気で留守が良いと、またもや行って
参りました。今回は外道キャスターズ第2回目の淡路島大会。

参加者は幹事のまっさん始め、NAVIちゃん、ムラさん、きのちゃん、ハコちゃん、
yo-san、ナカちゃん、NAVIちゃん友人、トラと、大会には間に合わなかったが、
翌日にダボちゃん親子の計11名が集った。

金曜日に日付が変わった夜中、午前1時40分発の淡路フェリーに乗り込んだ
まっさん、ナカちゃん、トラの三名は船内で仮眠することも無く、ビールで
乾杯した後、馬鹿話をしているうちに津名港に到着。待ち合わせの岩屋に向かう。

午前五時にはダボちゃん親子を除く全員が集合。今回は初参加のyo-sanに
案内してもらって、まっさん、ムラ組は西浦の育波漁港に入った。
長大な防波堤の内側に釣りを決め、まっさん、ナカちゃん、ムラさん、トラと
4人が並んで竿を出す。yo-sanは沖側に竿を出している。

水深は見た目より、少なく、流れもないので魚の気配はない。ムラさんが大きな
ハゼをゲットしていたのが唯一の釣果。yo-sanも底引き網漁船の来襲に合い、
早々に竿をたたんで転進を決意していた。二時間ばかり粘ったが、アタリもないので
ムラさんを残して3人も転進を決意。一路、yo-sanが教えてくれた丸山に向かう。

途中、淡路のポイントを知り尽くしているyo-sanが竿を出している小さな漁港を
通り過ぎる時、声を掛けると27cmのアイナメが上がったと言うことであった。
丸山漁港は水深もあり、港内でも流れが適当にあり、良い感じだ。港内寄りに
まっさんとナカちゃんが竿を出し、トラは灯台のあるミオ筋を攻めた。

漁船が目の前を通るため、油断は出来ない。竿を三本出してアタリを待つものの、
エサ取りの猛攻で五分と持たずに空の仕掛けが上がって来る。
まっさんとナカちゃんも同様のようだ。その間、留守番部隊の仲間からしきりに
激励電話がかかってくるが、色よい返事は全く出来ない始末。

周囲の様子を見ようとウロウロしていると、沖に突き出しているタイル張りの
ベランダのようになった足元の良い場所を見つけた。右手に丸山漁港の目印に
なる小島が見えている。早速、道具をそちらに移してまっさんとナカちゃんを
呼びに行った。水深はたっぷりあり、ここは期待出来そうだ。

沖は完全な砂地で適度な流れもあり、ここで頑張ろうと腰を落ち着ける。
ところが、ここでもまったくアタリがない。東浦の洲本で竿を出している
NAVIちゃんから電話があり、良型のカレイをきのちゃんと二人でゲット
したが、大型船舶が入ってきたのでそちらに転進しますと言ってきた。

彼等がこちらに到着して、「ここも駄目見たいだし、赤いのが狙える南淡の
土生港に皆さんで行きませんか?」とトラから提案して、衆議一決。
竿を回収していると急に穂先が引っ張られ、エッウッソウ!と巻いて来ると、
大きなヘビでもなく、ボラでもなく、エソが食らいついていた。

実寸52センチ、トラのこれまでのエソ記録(自慢にならん!)48センチを更新。
皆さんの予約したエサを入れるために準備した大きなクーラーに始めて魚が
入った。これで大会の「他魚の部優勝」はいただき!と内心思いながら、
3度目の転進。土生港には午後2時頃に到着したが、トラの憶えていた土生港の
イメージがコロっと変身しており、広大な漁港になっていた。

本日の大会終了タイムは午後五時。それまでに何とか本賞のカレイを釣らなければ
と、余裕のきのちゃんとNAVIちゃん以外は必死である。落ちたら死ぬで〜と
思われる巨大テトラの隙間から沖向けに遠投して1発目からマダイをかけたものの、
巻き上げる途中にテトラに当てて、バラシタハコちゃん。

一番端のテトラのない場所から竿を出したナカちゃん、トラはイソベラ軍にあしらわれ、
たまに釣れた手のひら級のチャリコがすごく立派に見えた。
だが、小物釣り(失礼)にかけては彼の右に出る者はいないと言われているムラさん
はこの時期には珍しい20センチオーバーの良型キスを上手にゲットしている。

NAVIちゃん友人もムラさんの横で落とし込みをして、小物をゲットしていたが、
NAVIちゃんは巨大テトラ越しに遠投しながらイソベラと遊んでいた。
結局、時間切れで、大会は終了。初日だけで帰られるきのちゃんとハコちゃんなので、
ここで、審査して明日は自由出漁。輝く第2回大会優勝者は30cmオーバーのカレイを
釣ったきのちゃんに輝いた。2位はこのところ、調子付いているNAVIちゃんが受賞。
3位は該当者無しで、外道の部はトラが優勝。2位はムラさん、3位はハコちゃんが受賞した。

(大会終了後の巻)

きのちゃん、ハコちゃんと別れて、本日の宿舎に向かう。ムラさんが予約してくれた
宿舎であるが、ここはあの有名な「探偵ナイトスクープ」にも紹介されたことのある
不思議な所であった。**パラダイスという看板があり、急な山道を下ると数軒の
バンガロー風の建物が建っていた。確か、桂小枝が「エエ!なんちゅうとこじゃ」と
言いながら管理人に案内してもらっている番組を見たことがある。

何とか神社と書きながら、数個の置物だけ、時間の関係で見なかったが、国際秘宝館
のようなものがあるという。動物の置物を並べて**サファリと称しているところも
あるらしいし、管理人自身が踊って歌いながら見物客を接待する舞台も備わって
いるらしい。何とも不気味なところであるが、管理人の子供心というか、夢を
実現したいと言う気持ちが伝わって楽しいパラダイスである。

一旦、宿舎に落ち着いて夜釣りをするつもりだったが、前夜から一睡もしてないし、
体力の限界も近づいているので、明日の朝から、NAVIちゃんときのちゃんがカレイを
釣った場所に行こうと言うことで落ち着いた。何せ周囲には食事をするところもない
山奥なので、何か腹に収めないと寝れない。各自が持ってきた酒のアテ(柿ピー)と
わずかなパンを紙皿に盛って、ムラさんが作ってくれたラーメンで悲しい宴会が
始まった。その光景はまるでホームレスが座って食事をしているような侘しい光景だった。

洲本のホテルにある温泉に行く計画もあったのだが、さすがにまっさんと、トラは
元気なく、爆睡モードに突入。NAVIちゃん友人も加えて、3人だけがお子様タイムの
午後7時頃には寝てしまった。翌日の話ではムラさん、ナカちゃんらは豪華な温泉に
浸かり、それぞれ、入浴料1500円を払ってすっきりしてきたと言う事でしたが、
何故かNAVIちゃんだけは入浴料以外に特別に7千円も取られたのが判明しました。
あまりにも落ち込んでいたので、皆さんの好意で7千円の穴埋めをしたのは言うまでもない。

翌日、相変わらずの好天で一路、洲本に向かった。前日にカレイが上がったと言う場所に
ムラさん。洲本川河口に伸びる防波堤の先端にまっさん、ナカちゃん、NAVIちゃん、
NAVIちゃん友人、トラが竿を並べた。港外、港内ともに潮が流れ、良い感じである。
先客に声をかけて聞くと、すでに良型のカレイをゲットしていた。

最初はエサ取りが激しく、これは駄目かなと思っていると、アタリもなしで、
トラの竿に26センチのカレイが釣れる。続いてNAVIちゃんも28センチをゲット。
地方で釣っているムラさんもカレイをゲットしている模様。
そうしているうちに、大会には間に合わなかったダボちゃん親子が登場。
昨晩に島入りして志筑漁港で大物をゲットしたらしい。
クーラーを見せてもらうと、何と!70センチ近いスズキが窮屈そうに入っていた。

大会中であれば、間違いなく外道の部優勝だ。防波堤の足場が高く、危険なので
ご子息を連れて、ムラさんの所に移動していった。
その後もムラさんがまたカレイをゲットしたと連絡が入り、その直後にトラにも
28センチが釣れた。潮は正直なものでポイントが遠く離れていても活性が出るのは
同時間帯であるとの証明だ。これを最後にアタリも途絶え、帰りのフェリーの時間も
気になるので、納竿とした。エサ切れでアジ釣りに切り替えたというムラさんの
所に行くと、大勢のアジ釣り師に混じって竿を出していたが、入れ食い状態で良型の
アジを釣っていた。ボウズだった仲間にお土産確保の為に竿を出したという健気な
姿勢にまっさんとナカちゃんは涙を流して喜んでいた。

ムラさんから、それぞれお土産を頂戴して、帰途についたが、それぞれの釣りスタイルは
あるものの、本当に素敵な仲間と竿を出し、ボウズでも大漁でも喜怒哀楽を共有出来るのは
素晴らしいことだと実感した大会であった。残念ながら、今回はまっさんとナカちゃんは
最後までカレイに見放されたが、対岸の神戸で竿を出しているやっさんにしっかり撒き餌を
して来ますと約束をした手前、わざとカレイを釣らなかった姿勢に拍手を送ります。


(忘年釣り大会の巻、有田東燃裏)

12月14日、外道キャスターズ最後の聖戦前夜、トラとそーさんの二名は
今年一番の寒波襲来と言う、有難くとも何もない天気予報の中で先発隊と
して出発しました。当初の目的地の東燃裏は予想通り、大波小波で諦め、
逃げ場所として決めてあった有田川右岸に竿を並べました。

ここは車横付けのお気楽ポイント。河口から入ってくる大波に底から
濁っているらしく、カレイは無理だろうけれど、キビレなら何とか
なるだろうと、車中から竿先を睨むものの、たまに釣れるのは大きな
アンディフグばかり。時々、シマイサギや子キビレが釣れるものの、
竿尻を浮かすような大物は来ない。徐々に「ボーズの時の入れ食いの法則」が
現実となり、朝食用に買って来た食料は2時間ほどで完食。

そ〜さんの持参したチョコレートやピーナッツを食べながら、ポケット
ウィスキーをチビリチビリ。寒さも尋常ではなくなって来て、眠気が
催して来た時、とんでもないことがそ〜さんの身に起こった。
何と!体長80cm、2kを超える大アナゴを釣り上げたのである。
胴回りはそ〜さん自身のアレを軽く超える太さである。ここで勘違いした
読者に答えを。アレと言うのは彼の足首の太さである。

ちょうど、その時、ハコちゃんときのちゃんが車で現場を通りかかったが、
その大アナゴを見て、ダッシュで逃げて行ってしまった。
しばらくして、ダボちゃん、まっさん、ナカちゃん、やっさん、コメちゃん、
バートさんらも近くで竿を出したが、今回、遠方から参加してくれるあお姫を
迎えに行くはずだったNAVIちゃんも何故か、駆け付けてくれた。
興奮して朝まで辛抱できないと言う理由で迎えに行く鶴橋駅とは反対方向の
現場まで来たのには驚くと言うより、あきれ返ってしまった。完全に病気じゃあ!

中略(と言うより書くことがない)

突然、宴会時間となり、風呂に入った後、全員がテーブルに着席。
おごそかな気分で「聖夜」を歌って各自が持参したクリスマスプレゼントを
回す。限定、500万円以内と言う厳しい条件下で皆さん苦労した甲斐があって、
素敵なプレゼントを頂戴した。もちろん、不参加の方の陰前(すんまそん)も
用意してあったので、その方達にはトラが責任を持ってお渡しする事になった。

その後は飲めや歌えやの爆笑宴会で、カラオケがわりにトラが持って来たギター
をまっさん、ムラさん(途中から滑り込みセーフ)の素敵な伴奏でNAVIちゃんの
クネクネ踊りが始まるし、あお姫の素晴らしい歌声も聞けたし、きのちゃんの
ス**な話もいっぱい聞けたし、12時過ぎに就寝するまで笑いっぱなしであった。
きっと、初参加のバートさんも以前とはまた違った雰囲気で楽しんで頂いたと思う。

中略(夢の中へ)

翌日は天気もやや回復して、何とか各自思い思いの場所で竿が出せそう。
ここから先は東燃裏の方だけの話ですので、違った場所の方はまた、
書いて下さい。ハコちゃん、きのちゃん、コメちゃん、ムラさん、トラの
5人は大型カレイが住んでいると噂の東燃裏、石油パイプライン(♪テケテケテケ)
の護岸に並び、期待と不安に満ちた気持で竿を並べた。

ところが、アタリどころか、エサはそのまんま東状態で上がってくるわ、
魚の気配はまったくない。ムラさんに提供した北海道スペシャル仕掛けで
ようやく、トラフグをゲットして頂いたが、食えるものと言えば、その後、
同じくムラさんがゲットした大タコだけと言う貧果。業を煮やしたコメちゃんは
手釣りで穴釣りをする始末。雰囲気は抜群に良い場所なのだが、さすがにこの
寒波で魚は集団移民したらしい。

中略(何もない)

突然、納竿時間になり、審査場所に集合。結局は本命のカレイは誰一人として
ゲット出来なかったようだ。辛くも外道キャスターズの牙城を守り抜いて
くれたダボちゃんが35センチのキビレを釣り上げて総合優勝の栄冠に
輝いた。カレイの総合優勝は友ヶ島で36センチをゲットしたナカちゃんが
そのまま、逃げ切り、今期最初の「カレイ大魔王」の称号を手にした。
レデイ−ス部門は名古屋城のあお姫、学生チャンプはこの日だけ参加した
タクちゃんがゲットし、素敵な賞品を手に、笑顔の表彰風景であった。

昼食の後、「このままではおうちに入れてくれない!」と言うメンバーが
集まり、相談の結果、高速道路手前にあるトラの秘密ポイント「冷水浦」に
向けて走った。ここではトラの得意なナンパリーチでアジ釣りをしている
人が釣ったコノシロを分けてもらい、ボーズの人に配給。
唯一、キスを釣ったムラさんだけがホクホク顔で帰宅の途についた。

今回の大会では完全ボーズ(アレ?確かフグは釣ったな?)を食らいましたが、
釣果より、もっと楽しい思い出を釣る事が出来ました。トラの思い出アルバム
に大事にしまっておきます。皆さん、本当にありがとうございました。


(白浜オバQ釣行記)

徳島納竿、初釣り鳥羽のボーズ連敗街道まっしぐらのトラは今回、
リベンジの白浜オバQに命をかけて望んだ。
前日の夕方に現着。前回、キスのみで涙を飲んだナカちゃんが
A級ポイントに竿を出し、その左隣にNAVIちゃん、右隣にトラ、
さらにやっさんと4人が間隔を空けて、並んだ。

時折、突風が吹くものの、追い風なので何とか釣りにはなりそう。
先客の地元釣り師がカゴ釣りで良型のマダイを釣り上げているのを見て、
「今日は行けそう!」と張り切るものの、前回のような大アタリはない。
とっぷり日も暮れてケミカルライトが明るさを増す頃に、NAVIちゃんが
良型キスをゲット。ナカちゃんもキスをゲット。

NAVIちゃんにチャリコが釣れたところで、やっとトラにもキスが
釣れたが、マダイも、キビレも音沙汰無し。やっさんもキスはゲット
するものの、同じ状況である。結局、薬局、放送局、朝までそのまま
でした。夜が明けてもエソが微笑むだけで、完全に討ち死に状態。

取りあえず、前回同様、ホテルでの豪華なコーヒータイムをしようと、
皆で相談の結果、やっさん親分を先頭に玄関に向かった。
相変わらず、NAVIちゃんはビビっている。「そのような格好では
困ります、お客様!」と言われることもなく、無事に立派なロビーの
一角にある喫茶コーナーに落ち着く。またもや、前回同様、美人の
お姉様がコーヒーを入れてくれるが、今回は座ったポーズでなく、
腰をかがめたままでの接客。NAVIちゃんがっくり!

これではならじと、トラは一計を案じる。やっさんのデジカメで我々の
勇士?を彼女に撮ってもらおうとした。案の定、彼女は優しく、デジカメを
手にパチリ!と写してくれた。それも膝を落とした状態で。
NAVIちゃん、しっかり見えたと大喜び。やっさん、ナカちゃんも爆笑。
トラはしてやったりと、大満足であった。

せっかく白浜に来たのだから他のポイントも回って見ようと、各地を
見て回った末、古賀の井ホテルの前で竿を出したものの、エサはそのまま、
齧りもせずで、二時間後に撤収。兼ねてより、トラがお土産場として
ここに来た時に必ず寄る、貝取り場所に皆さんを案内。
嘘のようだが、ほんの少し掘るだけでザクザクと貝が取れるのである。

最初は疑心暗鬼だった皆さんも買ってきた熊手を手に掘り始めると、
本当にザクザク出てきたので驚いたようだ。二時間弱、ここでお土産を
取り、カキも現場で食べ、きっちり4等分した貝をクーラーに入れて、
喜んで帰阪したのは言うまでもない。貝はサルボ貝と言って味噌汁に
入れて食べると絶品です。また、仲間と行く機会があれば、いつでも
秘密の土産確保場所をご案内させて頂きます。

(岸和田一文字OLM後の宴会編)

今季初のGC大会も無事に終了し、温泉宴会のあと、タクちゃんを除く参加メンバー全員が
トラ宅にて、二次会に望んでくれました。この日のためにわざわざエレキベースと
ギターを持って来てくれたムラさんとまっさんにお願いして即席のGCバンドを結成。
アルコール無しで、おでんと柿の葉寿司をぱくつきながら、ゴンちゃんの演歌及び
NAVIちゃんの歌を聞く。残念ながら、NAVIちゃんはお疲れの様子で例のクネクネダンス
付き激唱は見れなかった。そ〜さん伴奏の得意なフォークソングも飛び出し、やっさんも
初めて歌を披露して頂いた。トラと同年齢なのでやっぱりこういう曲は似合う。
カラオケ苦手なナカちゃんやコメちゃんも生オケなら、一緒に口ずさんでくれて、
大合唱が始まった。それにしても、玄人顔負けのムラさんのベース、まっさんの
ギターには本当に皆さん、感心していた。昨年末のクリスマスイブにゲットした
寺内タケシから貰ったエレキでトラも二人の伴奏に合わせて演奏させて頂いたが、
久しぶりにバンド時代のトラに戻り、気持ちよく弾かせて頂いた。
時間も遅かったので、音量を絞った状態で演奏したため、ちょっと不満足でしたが、
今度はたっぷりと大音量で演奏させて頂きたいと心から思った。
釣りだけなく、こんな趣味でも偶然とは言え、一致するのは本当にめずらしいし、
釣果に期待するよりも、まず、仲間に会いたいと言う気持ちで釣行するのは
他に例を見ないグループだと思います。立場や年齢を超えて、一同に会し、
馬鹿話に興じ、心から笑える仲間に出会ったことに感謝してます。

最後に、せっかくご家族一同でご参加頂いたそ〜さんとムラさんの奥様達を
無視して男どもだけで盛り上がり、申し訳ありませんでした。
でも、お子様達はそんな我々を無視してもっと走り回っていたので、
少しは日ごろからの養育から開放されてほっとしたのではないかと思います。
今回はトラ嫁も含めてたった三人の奥様だけでしたが、全員の奥様が集まれば
想像するだけで怖い光景が予想されます。男どもは夢中になって歌ってましたが、
ちらっと見たときの奥様達の無言の反応!(釣り後家の恨み?)
GC奥様連合対GCボーズ連合、この戦いはいつまで続くのやら。


(箱作新ポイント釣行記)

2週間ぶりの釣行と言う事で、午前5時に目覚ましのお世話になることもなく、
午前5時に飛び起きて、前夜から支度してある道具を肩にトラの愛車(スケベ眼号)に
乗って一路、箱作新ポイントに向けてひた走った。当日は先発隊としてムラさん、
NAVIちゃんのお二人が前夜から場所確保で現地に入っている。

午前6時ちょうどに現着。確か二人だけなのにもう一人姿が見える。
何と、ゴンちゃんが夜勤明けの身体で仲間の顔を見に来てくれたと
言う事だった。やっぱり持つべき友はGCだ。ムラさんに釣果を聞くと
芳しくないと言う返事。ここ、箱作は以外と知られていないチヌ場でもあり、
夜投げで結構の型が釣れるので、すでに一枚か二枚くらいは上げていると思ったが、
夜中の間は大きなフグとアナゴだけだったらしい。

トラも早速準備し、兼ねてより狙っていたテトラ一文字の沖方向に三本の竿を
並べる。ちょうどその時、「寝過ごした!」と言ってやっさんが登場。
ナカちゃんは道に迷っているのかなかなか登場しない。
そうこうしているうちに、ボツボツではあるが、お子様アイナメやお子様クジメが
釣れ出したものの、肝心のポンからの挨拶が一向に来ない。

しばらくして、やはり、道に迷ったナカちゃんが登場してからも、同じような
状況で、たまに大きなアタリがあると、キングサイズのフグがエビ反り回転
しながら上がってくる始末で、フグの歯軋りに合わせて、我々も歯軋りを
繰り返す始末。トラにもめずらしく、大きなアタリが来て、今度こそポン!
と思って巻いてくると、何と!背中の皮一枚に針掛かりして、まるでずぼらやの
フグ提灯そっくりな形態で上がって来た。

その情けない姿に皆から爆笑が沸き起こり、「GCは必ず、けったいな魚釣ったり
変わった釣り方して、笑わせてくれるなあ」とお褒め?の言葉を頂戴した。
ムラさんが帰り、ゴンちゃんも帰った後、トラのお気に入りのお好み焼き屋に
NAVIちゃんと一緒に出前を頼みに行く。ここの店はわざわざ、釣り場まで
店主がバイクで出前してくれると言う、貴重な釣り場であり、加太、深日港、
箱の浦の各釣り場におけるトラのお好み焼き釣り場でも一級ポイントのひとつである。

さぞかし、皆さんお腹が減っているだろうと、特大のモダン焼き+ヤキソバを
注文して1時間ばかり待っていると、店主が来たので、いつもの通り、釣った
フグをその店長にプレゼント。早速、今晩刺身で食べると、喜んで持って帰った。
これまでに何度も箱作に通ってお好み焼きを食べに行くついでにフグをあげてるが、
まだ、葬式を出していないので、店主も家族も毒には当ってないらしい。

魚の代わりに我々が入れ食いモードに突入したが、さすがの仲間も
超のつくボリュ−ム満点のお好み焼きは食い切れず、さぞやムラさんが見たら
怒るだろうなあと思いながら、残りは海中及び上空を飛んでいるお魚やカモメの
エサになって頂いた。

午後2時頃から雨がポツリと来て、瞬く間に本降りになり、もう一匹釣れば
家族分5人前確保という手前で諦めて納竿準備にかかった。
すると、最後の竿にお子様クジメがぶら下がって来て、何とか目標達成!
本当はお前らが目標と違うんじゃ!と思いながら、泣く泣くビニール袋に
収めた。早朝の身も凍るような寒さの中、単車で飛ばして来て、帰りも
土砂降りの雨の中ハンドルを取られながら帰ったが、まあ、何とか7連敗に
ならず、ほっとした釣行だった。(7連敗に近いってか?)

トラの計画にご賛同頂いて、一緒に行動して下さったムラさん、やっさん、
NAVIちゃん、ナカちゃん、それに一睡もしていないのに遅くまで付き合って
くれた上に暖かいコーヒーをご馳走になったゴンちゃん、この場をお借りして
御礼申し上げます。本当に有難う御座いました


(北の国から)

毎年、恒例になっている厳寒期の北海道遠征。
目的は釣りではなくてトラのおふくろ代わりになってもらっている積丹の
母さん家の雪下ろし。内地では雪下ろしと言うが、ここでは雪投げと言う。
雪かきや雪下ろしだけでは猛烈な積雪に対抗できず、ダンプと呼ばれる
プラスチックで出来た雪投げ道具で遠くまで捨てに行かなければならない
からだ。それでは、しばしの間、皆さんと北海道旅行を楽しみましょう。

7日の関空発千歳行き一番機に搭乗して、電車を乗り継いで小樽へ。
車窓からは昨年、トラが釣りサンデーに教えてあげて一躍有名になった
日本記録の石ガレイが上がった銭箱海岸が望まれる。何の変哲も無い
海岸だが、冬の日本海にはめずらしい、穏やかな波がゆったりと押し寄せている。

小樽からはバスに乗って、積丹岬に向かう。途中、我が国で最初の心臓移植の
ドナーになった宮崎君が溺れた蘭島海水浴場や記憶に新しい所ではトンネル
崩落事故で多くの犠牲者が出た豊浜を通過して、夕方には目的地に到着。
海岸に奇岩が乱立するこの積丹一週道路はそのような悲しい思い出が無ければ
四季折々の姿を見せてくれて、本当に素敵なロケーションである。
積丹の由来はシャクコタンと言うアイヌ語で、シャクは積み重なっている、
コタンは村と言う意味で、昔はこの海岸にアイヌ部落が沢山あったようだ。

トラが学生時代に通った頃は「陸の孤島」と呼ばれ、一周道路はもちろん、
バス便は一日二本しかなく、時間も今の倍はかかったように記憶している。
日本の僻地と同様で、過疎化がここでも見られ、年々若者の数が減り、
町で見かけるのはお年寄りばかりである。ニシン漁全盛の頃は映画館や
芝居小屋もあり、明治の頃に青森から移住したちる母さんの古い資料からも
その頃の賑やかさが伺える。一部観光化したニシン御殿や当時の良き時代の
資料館もあるが、海岸にへばりつくように散在している各漁村は町興しに
やっきとなっているのが現状だ。

トラが世話になるちる母さんの住む積丹町は鮭やタラ,ホッケ、カレイ漁が主な
収入源であるが、何と言っても日本一の漁獲高を誇るのはウニである。
全道の半分以上の収穫率で、栽培にも力を入れている。町の真中にウニ栽培
センターがあり、種ウニから商品になるまで、ここで研究開発がされている。
ウニの好物は昆布などの海藻類であるが、山に無尽蔵に生えるスカンポの葉を与えて
大きな成果を得ているのもここの研究成果の一端である。

さて、紹介はこの辺で終わりにして、肝心の釣行について、簡単に触れたい。
到着した翌日はトラが冬季に訪道して始まって以来の温かい日であった。
気温はプラスの4度。雨が降っており、信じられない光景である。
早朝に周囲に積んである雪の塊を川に捨てに行って、弁当代わりにおにぎりを
作ってもらって漁港に出かけて見た。いつもは自転車で15分もあれば行き着く
場所だが、さすがに歩いていくと疲れる。先客は札幌から来たという釣り人が
三名。長大な防波堤も雪が消えて歩きやすい。

途中で買ってきた死にかけの青を房掛けにして、先端から内向きに三本の竿を
並べる。この町のエサ屋は一軒しかないので、どんなエサでも文句は言えない。
先客はすでに数枚のカレイとホッケをゲットしているので期待は持てる。
待つまでも無く、小さなアタリがあり、木っ端とローソクボッケ(25センチ未満)
が釣れるが、全部お帰り願う。雨から雪に変わってきてぼつぼつ、終了だなあと
思っているとはっきりしたアタリがあった。〜続編に

アタリの後、糸ふけが出たので、これは型の良いカレイだと慎重に巻く。
上がって来たのはクロガシラだった。見た目には30cmを軽くオーバー
しているので、これは持ち帰ることとして、雪溜まりの上に寝かせる。
隣の竿にも叩くようなアタリが来て、こいつも30オーバーのホッケ。
しばらくして、寒さも尋常でなくなって来たので、最後の竿を巻くと、
これにもホッケがついており、本日のお持ち返り分三匹をビニール袋に
入れて吹雪の中、家に辿りついた。

早速、台所で昔の竹で出来た物差しを置いて、計測するとクロガシラは
35。ホッケは36と38であった。カレイは抱卵しており、身は大した
ことはなかったが、卵は絶品であった。ホッケは開きにして、一晩寒風で
乾燥させたあと、食したが、これも4分6で割った焼酎のアテには最高であった。

翌日からは連日連夜、マイナス日和で、結局最終日までは竿を出す事はなかったが
厳寒の積丹でも日並にさえ恵まれれば、充分、良型のカレイやホッケに対面出来る
ことが判っただけでも大収穫であった。窓ガラスには氷の花が咲き、雪投げで凍えた
身体を室内のストーブで温めながら、テレビでオリンピックで活躍する日本人選手の
活躍に一喜一憂した今回の訪道であったが、来年も再来年もその先も、ちる母さんの健康と
トラの体力が続く限り、厳寒の北海道遠征を続けるつもりである。

最後に、遠い所に「頑張ってる?」コールを頂いたGC軍団の皆様に厚く御礼を
申し上げて北の国からの最終編とします。ありがとうございました。


(涙の有田川釣行記)

2月にしては珍しいくらいの好天で、土曜日の午後8時前に現地到着。
同行者はGC一のスケベ男NAVIちゃんとその名もスケベ眼のトラであった。
翌日はカレイと言う名前を聞くだけでどこでも飛んで来る大魔王こと、
まっさんと前日にも東幡で竿を出したと言うのに、この日も釣り足りない
気持を沈めようとまっさんを誘って参加したムラさん。そして三週連続
釣行で奥様に離縁状を突きつけられそうなムッツリ大魔王こと、ハコちゃんが
合流する予定。お三方が登場するまでに大きなキビレをゲットしようと
張り切るが、暖かい陽気も深夜になるとさすが、厳寒期。

エサをつける指先が冷たくて仕方ないし、時々上げる竿にもふやけた
マムシ、ボケが我々をあざ笑っているだけだった。あまりの寒さに
車に逃げ込んで、ウィスキーをラッパ飲みしながら、オリンピック中継
テレビを見る始末。そのうち、眠くなってシートを倒し、爆睡モード突入。
オイオイ、予定と違うやろ!(予定では40オーバーのキビレを釣って
後発の仲間に自慢するはずだった)ZZZZ・・・・(おやすみ)

三時間も寝ただろうか?時計を見ると午前4時。潮も上げて来て、
良い地合だ。隣ではNAVIちゃん爆睡状態でやすらかな寝息を立てている。
「起きるでー!」と一言怒鳴って車の外へ。寒い!
慌ててエサを付け替え、再び車内へ突入。窓からアタリを見ることにして
二人で喋っていると、突然ケミホタルが震えた。どっちの竿か?
どうやら、NAVIちゃんの竿のようだ。午前4時45分、ついにキビレの
姿と対面することが出来た。思えば長い道のりだった。年末の白浜から
連荘で紀ノ川にも通い、一度も良型にはお目にかかることはなかった。

針をはずしているNAVIちゃんの身体も心なしか震えている。
ただ寒かっただけか、それともブルブルNAVIの再現か?
とにかく、自分で釣ったようにトラも嬉しかった。大きなことを
言ってこのクソ寒い厳寒期に釣行したのに、有田の本命である
キビレがボーズだったら、仲間に申し訳が立たない。

小1時間粘って、お約束の大型カレイの本場で待ち合わせている前記の
仲間に会う為、東燃に移動。現場には見なれた車の中でハコちゃんが
爆睡していた。NAVIちゃんが起こしに行って、しばらくすると、
まっさんとムラさんも登場。一級ポイントのパイプライン護岸に
全員で竿を並べる。GC忘年会ではここで大タコを仕留めたが、その時も
カレイは不発であった。春先からカレイの本場になる東燃は今からが
最高の季節。のはずだった・・・・・。続編はまっさん、ムラさん、ハコ
ちゃん、NAVIちゃんにお任せします。結果はわかってるって?まあ、
そう言わずに涙の釣行記続編を楽しみにしておくれやす。


(またまた有田川釣行記)

 仕事から帰って来た土曜日の夜。掲示板を見ると、やっさんとナカちゃんの
お二人が既に夕方から有田川尻に入釣していると言うカキコがあった。
「今週は仕事で遅くなるため、釣行は中止します」と言う前言を翻して、
急遽、準備をして彼らの後を追っかけた。日も変わった午前0時過ぎに
現地に到着。いつもの右岸で竿を出していたお二人にご挨拶。

 まだ、本命は釣れず、背びれに猛毒を持つハオコゼとフグだけと言うことで,
差し入れの燗番娘をお渡しして,少し上流のポイントに車を止め,二本の竿を
出した。仮眠用のベッドを作成するため、車の後部座席を直してから、竿の
所に戻ると、一本の竿先がおじぎした。やっさんやナカちゃんからやたらと
大きなゴミが流れて来るため、上げるのに四苦八苦したと聞いていたので、
てっきりゴミと勘違いして、ポンピングで寄せて来た。ところが、時々、
生物反応があり、グイーと突っ込むのである。名物の大フグか、アナゴ、
エイと頭の中はマイナス思考で、如何にこのところのトラの釣行が悲惨で
あったか、物語っている。街灯の薄明かりの中で手前まで寄せて来た?魚は
バシャバシャと暴れている。ヨッコラショ!と道路に放り上げてビックリ。

 良型のキビレであった。実寸36センチ。針を外そうとしていると、
携帯電話がアメリカンパトロールの軽快な音楽を奏でた。ゴンちゃんからの
電話であった。バタバタ暴れるキビレを靴で踏んづけて時折走ってくる車の
タイヤに轢かれないようにしてから、応答をした。
「毎度!ゴンです」「あ!ゴンちゃん、ゴメンやけど今、エエ型のキビレ
上がったところやねん、悪いけど向こうで釣ってるやっさん達に連絡して
くれへん?まだ針はずしてないねん」と言って電話を切った。

 その後、ゴンちゃんと合流。一緒に竿を並べることにして、差し入れの
酒を頂戴する。時々ナカちゃんも様子を見に来るが、しばらくは両チームとも
魚の活性はなし。やっさんは疲れて爆睡モードに突入しているらしく、
ナカちゃんも我々の近くに竿を持って移動して来た。ここからしばらくは、
恒例のGC会議が続く。(中略)

 突然、朝になり、放置していた竿をあおると、重い。少し遠い所に投げて
あったので、今度こそ、ゴミと思っていたが、何と!これもキビレであった。
それも、先ほどのより、長い38センチの良く肥えた逸品であった。
 一晩で二匹のキビレをゲットしたのは昨年末の白浜以来で、大変嬉しかった。
隣のゴンちゃんの竿に何とか同型が来て欲しいと願ったが、やっさんもナカちゃんも
残念ながら、本命には恵まれなかった。

 午前9時を回り,キビレの期待も薄いと言うことで、協議した結果、最初は
多奈川の関電温排水口付近に行こうと衆議一決。車を走らせながら、途中で
我々の間に入った他車をやり過ごすために、レストランの駐車場で一時停止。
そこで、ゴンちゃんからの「関電は今頃行ってもメバル釣りの連中でいっぱいと
思う」の一言で、またまた、協議開始。トラの提案で冬季は行ったことが無い
マリーナシティに決めた。途中、エサ等を追加して、現地に到着。

 本当は毛見崎方向にある水道を攻めたかったのだが、車での進入は無理と
判断。昨年、一昨年とキスを爆釣したベランダ護岸で竿を出すことにした。
 目的はカレイなので、この時期はどうだろうか?と思いながら先客の
若い人に状況を聞くと、小さいけどキス釣れますよと、嬉しい答えが返って来た。
 トラはキス仕掛けを持っていないので、ゴンちゃん特製のこいのぼり仕掛けを
一組頂戴する。その時、我々の右方向で釣っている人が小さいけれどカレイを
ゲットした。「おお!魚居るやんけ」と張り切って遠投、近投を繰り返すが
アタリはまったく無し。エサのマムシは投げる前と同じ姿で返って来る。

 錘やマムシを触ると非常に冷たく、水温は15度を切ってる模様。
先ほどの若者のキス談義に疑問符が付きまとう。もしかしたら、早朝の
一時だけにキスが釣れたのかも知れないと思いながら、二本の竿に
新しいエサを付け替えては投げ直した。仲間も最初は張り切って投げて
いたが、だんだん、リールを巻く回数が減って来る。

 そのうち、二回目のGC会議が開催され,釣りそっちのけで、高尚な
話が飛び交った。でも、内容はとても、名古屋のあおちゃんには聞かせる
ことの出来ないものであった。(例)マムシ三兄弟の話〜誰のマムシが元気?
 そうこうしているうちに、どんどん、時間だけが無為に経過し、トラは
何時の間にかベランダで爆睡をこいてしまった。気が付くと納竿準備が
始まっており、結局、薬局、放送局。なーんも釣れずにジプシー釣行は
終了した。来週土曜日のトラの予定(友ヶ島or谷川一文字カレイ釣行)


(白浜オバQ&日置川釣行記)

GC仲間の釣行では初めて横で竿を並べることになったバートさんとの
白浜オバQポイント。各地では桜の便りもちらほら聞かれる中、彼の車に
同乗させて頂いて、現地に向かった。金曜夜間はさすがに道路も空いており、
現地まで2時間ちょっとで到着。先客は誰も居ない。沖合いに浮かぶマダイの
養殖場イカダの際に三本の竿を並べ、一本はキスを狙って湾奥まで歩いていった。

竿先のケミホタルを時々確認しながら、引き釣りを試みるが、まったく魚信は無い。
手前の駈け上がりまで引いて来たが、がっちりと錘が捨石に食い込み、力糸ごと
プッツリ!幸先が悪い。バートさんもスズキを狙ってルアーを投げているが、
これも応答が無いようだ。「私は小食です」と言ってたバートさんが腹が減ったと
言うので、しばし休憩して、家内が買って来たカツ入り巻寿しとエビ巻寿司、
それにパンなどをアテに彼が買って来たスダチチュウハイを飲む。
この後も、アタリがないので、入れ食いモードが続き、結局、朝食用にコンビニで
買ってきた食料も全部平らげてしまった。満腹中枢が刺激され、今度は瞼が重くなる。

特価で買った防寒服を着込んだまま、防波堤に横になった途端、爆睡モードに
陥ったようだ。風もあり、結構寒いと思うが、1時間ごとに目を覚まして、
竿を確認。バートさんは車に入って寝ているようだが、彼も時々起きて来て、
エサの点検をしていた。もしかしたら、車中までトラのイビキが聞こえて、
うるさくて眠れなかったのかも知れない。バートさん、すんまそん!

何事も無く、夜明けを迎え、二人で朝のラジオ体操をして(嘘)、作戦会議を
開く。このままコーヒータイムまで粘るか、釣り場の移動をするか、選択を
迫られた結果、帰りの方向は楽だが、恐らく御坊も印南も由良も駄目だろうと、
結論を出して、日置川河口に向かう事とした。

ここは一昨年の5月にお隣の岩下さんとキスを爆釣した所で、足場も良く、
車横付けのお気楽ポイントである。それに川の色がエメラルドグリーンで
とてもロケーションは良い。水深は御坊の日高川と良く似ており、水路中心部
に時々、流木が沈んでいるが、根がかりはそれほどきつくない。

キス針6号の三本仕掛けを漁港手前の護岸から流心に向かって投げ、あわよくば
チヌかヒラメ、マゴチでも来たらと思ってカレイ針の12号にマムシをたっぷり刺して、
手前に放り込んだ。地元の人の話ではここはヒラメがすこぶる多いらしい。
岩下さんと来た時も、彼の投げ竿が何物かに引っ張られ、瞬時にして、沖合いに
持って行かれた経験をしている。

しばらくボーとしていたら、キス仕掛けの竿が揺れている。「お!アタリや」
と言う事で、巻き上げるとやっと生物反応があった。時期的にまだ早いと
思っていたのに、何と立派なキスであった。再度、同じ所に投げると、また
アタリがあり、22センチの良型キスが上がって来た。潮はどんどん、下げて来て
底が見えるような状態なのに、こんな所で釣れるのだから河口に近い場所では
もっと釣れるだろうとスケベ心を出して、すぐさま、バートさんと河口寄りに移動。

ところが、こちらはまったくアタリもない。対岸に位置する砂州が気になる。
大きな砂州で、コンクリート工場が建っているのだが、これまでに竿を出した
経験は無いが、昔の全キスで尺が上がったと聞いたことがある。
ただ、マムシが生息しているので、足元に注意!とも聞いていた。
取り合えず、車でどこまで入れるか確認しようと、バートさんと相談の上、
道具を積み替えて向かった。

作業中の人に怒られるかなと思いながら、入っていくと意外な事に、誰からも
文句を言われず、砂州の突端に入ることが出来た。最初は中央付近から遠投して、
トラは右サイド、バートさんは左サイドを攻める事にした。何しろ広い釣り場なので
どこにでも投げる事が出来る。川はこの砂州を境にして、両サイドに分かれて
流れているが、漁港のある川のほうが幾分、水深があるようだ。

恐らく、シーズンに入ると、どこでもキスが釣れるだろうと言う雰囲気であった。
しばらく、アチコチに投げて引き釣りするものの、まったくアタリがなく、
最初の期待が薄らいで来た時、再度、トラが釣った方向に向けて投げると、
「グイー!」と引き込むようなアタリがあり、待望のキスが釣れた。
それを持ってバートさんの所に行って、「釣れたよ」と言うと、彼も竿を持って
移動して来た。うまく、ポイントに入ったのか、トラの竿にはポツポツで
あるが、良型のキスが釣れて来る。ただ、食いが渋く、最初のアタリで合わしても
必ず、すっぽ抜けるのである。三回ほどの「ギュ−!」でやっと針に乗ったが
それでも、川原に上げた途端、ポロリと外れる始末であった。

何とか、バートさんにも釣ってもらいたいと思いながら色々アドバイスさせて
頂いたが、彼もやっと、キスを釣り上げてくれた。やはり、思いきり送り込んでの
ゲットだったようだ。トラのキスより一回りも大きいキスを釣って満面の笑みを
浮かべてくれたバートさんであったが、本当にほっとした瞬間であった。
その後も2匹目を追加してくれたが、残念な事にタイムリミット。

最初からここに来たら良かったねと言いながら、まずはボ−ズにならなくて
良かったと、次回のリベンジを約束して、釣り場を後にした。
釣行中、色々と激励の電話を頂戴したGC仲間の皆さん、有難うございました。
最後に、往復の運転でお疲れになったのに最後までお付き合い頂いたバートさん、
本当に有難う御座いました。また、同行してくださいね?


(谷川一文字釣行記)

春分の日を利用して、かねてより気になっていた泉南は谷川の一文字に
渡るべく、計画を発表したところ,最初はコメちゃんだけが同行して
くれる雰囲気だったのがふたを開けると、NAVIちゃん、やっさん、
ナカちゃん、yo-san、そ〜さんまでが参加してくれた。
個人釣行変じて、ミニOLMになってしまった。

本来なら、朝一で明るくなってから渡ろうと思っていたが、天気予報では
午前九時頃から風が強くなるということで、前夜の12時過ぎにNAVIちゃんと
二人で先発した。現地に着くと微風で、渡船にはまったく問題ない。
二人乗りのFRP製手漕ぎ(手こきではありません)ボートに道具を積み込んで
NAVI船頭の操船で一文字に到着。階段があって、とても渡りやすい。

一文字は今年完成したところで、全長70メートルくらい。幅は5メートル以上
あり、かなり広く、周囲にはテトラは入っていない。(一部入っている)
一番左端の標識灯台のある場所に二人で並んで竿を出す。
底は根がかりは殆ど無く、夜明けからのカレイが楽しみだ。

夜明けまでに思っても見なかったメンバーが揃い、賑やかなOLMになった。
暗いうちは税金のアナゴがたくさん釣れたが、期待していた赤いのや黒いのは
来なかった。唯一、NAVIちゃんがセイゴとメバルの良型を上げたのが
目立った釣果であった。そうこうしているうちに、まず、一発目はコメちゃんが
何やら平たいものを上げるのが遠目に見えた。走って見に行くと、カレイではなく、
ヒラメであった。マムシをしっかり咥えていた。30センチほどの小型だが、
コメちゃんはとても喜んでいた。夏場は面白そうである。

しばらくして、ナカちゃんが本命カレイ25センチをゲット。その後、すぐに
そ〜さんが28センチをゲット。トラの睨んだ通りの結果で嬉しかった。
その後も、コメちゃんとそ〜さん、ナカちゃんの三人が交代でカレイを
上げて行くが、やっさん、yo-san、NAVIちゃん、トラの4人には
微笑んでくれない。そのうち、予報通り、風が強くなって来た。

南西風で波はないのだが、時折吹く突風で身体ごと飛ばされそうになる。
何しろ、一文字の為に身体を隠すところが無いため、道具を飛ばされない
ようにするのも一苦労である。案の定、yo-sanの6万円もする竿がこの
強風で飛ばされ,海の藻屑と消えた。午前10時頃には渡って来た内湾も
危険な状態になってきたので、撤収を協議。L字型になった岸から
一番近い場所にボートを移動して、トラが準備していた長いロープを対岸の
テトラに結んでオールを漕がなくても渡れるように工夫して、一人づつ乗り込み
一時間以上かけて、退避に成功!書いているとそうでもないが、対岸のテトラに
ロープを括るまでにNAVIちゃんとトラは体力の殆どを使い果たしてしまった。

あとは、お約束のこの漁港の近くにある町営温泉に浸かって、無事に生還出来た
喜びを噛み締めながら、レストランで乾杯、休憩室で仮眠の後、三々五々、解散
となった。トラとNAVIちゃんは仮眠もせずに、卓球したり、カラオケで
楽しんだのは言うまでもない。また行くぜ!


(ここは何処?)

ふと気が付いたら、有田川すし屋ポイントの前にパイプ椅子に座っていた。
それも三本の竿を並べて。記憶を呼び戻すと、確か、つり勝に寄ってエサを
確保したのも覚えている。途中のコンビニで夜食と酒を買ったのも覚えている。
現地に11時過ぎに到着したのも覚えている。そして、ナカちゃんから何度も
電話をもらったのも覚えている。電話の前に中フグと単車の部品を釣ったのも
覚えている。その一時間後、午前3時頃からしきりにキビレらしいアタリが
あったが、取れたのは35センチ、泣きの一匹だけであったのも覚えている。
そして今、爆睡から目覚めてその美味しいキビレの刺身を頂いている。


(良型カレイ連発!谷川一文字)

先週の鳥羽神島では返り討ちにあったので、下見釣行ではそこそこの結果を
出してくれたそ〜さんと地元の泉南に出かけることにした。
場所は今年2月に完成して、実績がない谷川港沖の一文字。
そ〜さんの車にトラ宅に置いてあるFRP製手漕ぎボートを積み込んで、
午後9時前に出発。途中、勝ちゃんの店でマムシ、チロリ、ボケ、石ゴカイなどを
仕入れて、現地には10時前に到着した。波はさほどでなく、渡船可能。

前回は右波止から出船したが、一文字まで距離があり、帰りのことや仲間が
あとで来た時に迎えに行くのもしんどいので、最短距離の水産試験所前から
出した。ただ、ここは急傾斜のテトラがあるので、荷物を運ぶのが大変だ。
二人でえっちらこっちら釣具とボートを運んで船出し。数回のオール漕ぎで到着。

ポイントは前回と同様の曲がり角の階段付近にテントを張り、まずはベースキャンプ
作り。数メートル離れて竿を出した。そ〜さんは竿を投げた後、早速、テントで仮眠。
トラはめずらしく、電気ウキでメバルを狙うべく、波止の内外を攻める。
時々、投げ竿を上げると税金のアナコンダがついている程度で、ウキ釣りにも
変化がない。そうこうしているうちに午前一時頃にやっさん登場。

「どうですか?」「あきまへん、アナコンダばかり入れ食いですわ」「怒るでえ、しかし」
と言うような会話をしたかどうかは別にして、アナコンダ好きのやっさんは支度をして、
早速、次々とゲットしていった。そ〜さんも起き出して来て、三人でアナコンダ退治に興じた。
中略
朝になり、次々と仲間が終結。NAVIちゃんと彼女、yo-san、ナカちゃん、まっさんも参加。
yo-sanを除いて、いずれも無理矢理トラが誘った仲間である。違う場所で竿を出していた人、
違う場所にデートに行こうと思っていた人、二週続けて行くのは絶対無理だと言ってた人で
俄然、一文字の上は賑やかになった。何度も往復して渡船するのは疲れるが、やっさんや
そ〜さん、NAVIちゃんの協力で楽をさせて頂いた。

渡って来て、いきなりまっさん大魔王がマダイをゲット!沖の近い所に遊漁船が
終結しており、それに向かって投げた竿に来たと言う。20センチオーバーの食べごろ
サイズであるが、今期初のタイである。遠目に見ていたトラの心境(羨ましい)。

今度はNAVIちゃんが本命、マコガレイをゲット!25センチの中型だが、彼は飛び上がって
喜んでいた。続けてやっさんが同型をゲット!(トラの心境は釣ってくれてホッ!)

そ〜さんも良型と言える28センチをゲット!前回と同じサイズに「28時の男」と命名する。
その後、やっさんも次々と中型カレイをゲットし、まっさんもアイナメの良型をゲット
していく。中でも用事があって帰らなければならない寸前に33センチのポンを上げた時は
全員で歓声が上がった。この時点でボーズはトラを含め、yo-sanとナカちゃんの三人だけ。

午前で諦めたyo-sanとまっさんを送ってから、テントのそばで馬鹿話をしていると、
仲間が「トラさんの竿当たってるよ」と言うので、竿先を注視していたら、コクン!と
言う感じで曲がった。今日はフグは少ないので、アタリがあればやっさんのように
カレイだと言うことが判っていたが、まさかと思いながらリールを巻くと重い!
naviちゃんの「デカイ!」と言う声で水面に現れたマコちゃんは検寸すると、30センチ
を超えていた。友ヶ島以来の良型だったので涙が出るほど嬉しかった。

その頃から潮が変わったのか、立て続けにトラにカレイが釣れ出し、やっさんの
釣果に追いついた。半ば諦めていたナカちゃんはこれを見て奮起!
トラの横に移動して来て、投げること数十分、同じく馬鹿話をしたあと、
トラと同時にリールを巻いた。両者の竿先は同じように大きく曲がっているものの、
先に巻き上げたトラには根付き海草。それを見ていたナカちゃんも自分も海草か
ゴミだと思って強引に寄せて来た。

さて、読者の皆さん!ファンファーレです。
「パンパカパーン!」海面を覗いてびっくり、トラの尺ガレイをはるかに超える
大きなマコガレイがゆらゆらとナカちゃんの仕掛けに食らいついて泳いでいました。
「タモ!」と叫ぶ余裕もなく、巻き上げてしまったあとに針はすぐにすっぽ抜け。
危ないところだった。実寸36センチの大型であった。不思議なことにこの寸法も
ナカちゃんは友ヶ島以来であった。皆さんの祝福を受けてナカちゃんの目は潤んでいた。

終章
温泉も諦めてもう少し粘ろうと言った結果がこのような好結果を生んだのだが、
釣果はどのような運で左右されるかわからない。もし、当初予定で早い目に切り上げて
いたら、このようなドラマは見れなかったし、カレイだけで11枚という爆釣には
会わなかっただろう。木っ端ガレイは殆どなく、泉南ではやはり、ピカイチの釣り場を
発見したというのが偽らざる心境である。いつまでもこの釣り場を大事に守って行きたい
が、いずれ、周知の穴場として有名になるだろうがこれも致し方のないことだ。
せめて、漁師の網が入らないよう、願うばかりである。
最後になりましたが、本釣行に際して、いつも強引なトラの誘惑に負けてしまった
GCの皆様、本当に楽しい一日を下さってありがとうございました。来週も行くで〜!