「言い訳一文字釣行記」 平成15年3月22日、トラやん記

先週末の下見に続いて、この日はGC,OLM本番だった。
参加者は年度末と言うことで、皆さん忙しく、いつもより少なく、幹事のゴンちゃん以下、
やっさん、ナカちゃん、ムラさん、林さん、バートさん、そ〜さん、トラの8名だった。
本当はダボちゃん親子やコメちゃんも行く予定だったが、突然体調を壊したり、ご家族が
病気になったりで、無念のリタイヤとなった。

前回の下見釣行では1ダース以上のカレイが釣れ、本番でも期待されたが、結果は予想を
裏切った。沖にある一文字なので、天候に左右されやすく、三週連続で雨に祟られて
いたが、この日も予報通りの雨だった。それも強風を伴う雨だったので、アタリを
取れるような状況ではなかった。そこで、この釣行記は「釣れなかった言い訳一文字」と
して、アップしたい。

21日は春分の日で、本来なら仕事は休みなのだが、トラの関連学会が職場であり、終日、
大学で過ごすことになり、懇親会が終了して、研究発表に参加してくれたそ〜さんの
車で自宅から現場に向かい、先発隊として上がっているやっさんとナカちゃんに会った
のが日付が変わる寸前だった。この日は朝から、バートさんがコメちゃんと上がる
予定だったが、コメちゃんのお子様が急に熱が出た為、急遽、変更して、北波止で
待機、仲間が来るまでの釣りとなったようだ。

結局、バートさんは待てど暮らせど仲間に会うことが出来ないまま、竿を畳んで、
持参したボート用具一式を残したまま、帰宅してしまったが、釣果は完全ボーズに
終わったようだ。最初に一文字前の駐車場に姿を現したのがGCの叔父貴こと、
やっさんであったが、目の前にボート用具があるのにも連絡不足で彼もまた、
北波止で竿を出した直後に、ナカちゃんと出会うことになる。

バートさんから連絡を貰っていたナカちゃんはすぐにやっさんと二人で一文字に
上がったが、トラ達を迎えに来てくれた時は右端のマダイポイントに入っていた。
雨の予報で、この日は二張りのテントを持参して来たので、やっさん、ナカちゃん組
にひとつを提供。そ〜さんとトラは先週、数が釣れたカレイポイント近くにテントを
設営し、風で飛びそうな物を入れ、二本づつ竿を出した。
風は強かったがまだ、この時点では雨は落ちて来なかった。

時々、お互いが様子を見に行って波止の上を行ったり来たりしていたが、先週、
トラに釣れたようなチヌのアタリもなく、やっさん達に大きなガシラが釣れていた。
午前2時頃から雨がポツポツ降り出したのを機に、テント内に入って、仮眠開始。
すでに、そ〜さんは一足早く眠りについている。

午前5時頃に携帯電話が鳴り、ムラさんとゴンちゃんが間もなく、一文字に
来ると言う連絡が入った。まだ、周囲は真っ暗だし、雨も降っていたが、テントから
起き出し、そ〜さんにも声をかけ、二人でエサを付け替え、竿先を見つめる。
やっさん、ナカちゃんは元気で、時々テントでウツラウツラしたらしいが、爆睡と
は行かず、頑張っていたらしい。

そうしている間に、ムラさん、ゴンちゃん、林さんが到着し、トラが迎えに行った。
毎週のようにGCメンバーに会っているが、それでも再会するたびに嬉しい。
順番に釣り道具と仲間を送迎し、これで、本日のOLM参加者が全員、揃った。
最も川尻に三人が並び、竿を出し、右端にいるやっさん組も呼んで、ムラさん持参の
缶ビールで乾杯した。

この日は中潮、満潮は午前7時半である。ちょうど、その潮止まりを迎える頃になって
ナカちゃんが本日最初のカレイ、28センチを釣り上げた。その後も、ゴンちゃんが
今期初の尺となる、32センチのマコガレイをゲット!そのアタリはまるで、チヌの
ようなアタリで、巻き上げる時もかなり暴れていたので、我々もてっきり、チヌだと
思ったほどの元気なカレイだった。

続いて同様のアタリがまたしても、ゴンちゃんの竿に来たが、巻き上げ時にどうも
前に浮いている梵天に掛かったのか、二匹目の尺ガレイの姿を見る事は出来なかった。
一時はボートを出して逆方向から引っ張り出そうとしたが、波が高く、危険なので
中止した。それにしても恐るべし一文字である。一週ごとにカレイのサイズがアップ
しているので驚いてしまう。5月には40センチの座布団も夢でなさそうな気配である。

今度はまた、右端のナカちゃんが二匹目の良型カレイをゲットするが、横で釣っている
やっさんやこちらのトラ達にはアタリもない。そ〜さんは用事があるため、正午に
納竿。徐々に強くなる雨と風にさすがの猛者達も疲れたのか、一人二人とテントに
潜り込み、仮眠をむさぼっていたが、幹事のゴンちゃんと相談のうえ、少し早いが
1時頃に撤収しましょうと言うことになった。

全員で道具を片付けていく中で、林さんの最後の竿にカレイが付いていて、皆で拍手。
これで、何とか4枚のカレイを釣ったことになり、只一人ボーズのトラを始め、ガシラ、
アイナメを釣ったやっさんやムラさんらと交替でボートを操船し、無事に海岸に
たどり着いた。その後、表彰式会場の温泉で疲れを癒し、レストランで食事を
したあと、本日の結果発表!優勝は尺ガレイのゴンちゃんと思いきや、二匹長寸で
ナカちゃんが栄光に輝いた。おめでとう!

一文字はこれから本番を迎えるが、昨年は6月までカレイの姿を確認しており、
最高の釣果が得られた5月初旬には一日で30枚を超える信じられないカレイが
釣れている。これまでのレコードは残念ながら、40センチにはあと1センチ
足りない39センチではあったが、大半が30センチオーバーで、他魚には57センチの
マゴチ、48センチのマダイ、44センチのキビレ、71センチのスズキと枚挙に
いとまがないほどの爆釣釣り場である。我々GCメンバーは「泉南の隠岐」と
呼んでいるが、恐らく、近場では最後の秘境であろう。