「下津戸坂&マリーナシティ釣行記」 平成15年8月16日、トラやん記

「せめてお盆くらいは殺生をするな」と亡父によく言われたが、まとめて

釣行出来ないサラリーマン釣り師には貴重な休みである。

それに、お盆だからこそ普段、入れない釣り場もある。今回はそんな

釣り場として、実績のある加太は淡島神社前の大波止先端に行く計画を

して、雨のぱらつく中を単車で出かけた。テントと釣具で荷物は

いっぱいであるが、大波止先端までは歩くとかなり長い道程である。

車で行った場合、駐車場に置いてから、重い荷物を持っての往復はかなり辛い。

単車だと、そのまま先端まで入れるので、楽チンである。

先にテント設営し、濡れたら困る物は全部仕舞った後、二本の竿を出す。

雨は時折強く降るが、一時的に止むので、釣りには支障は無い。

ここは20センチ以上のキスが数釣れるし、お盆は漁船も休みなので安心して

穂先ライトを見ることが出来る。大きな期待をしながら竿先を睨むが一時間

経過してもアタリはない。それどころか、針もない。どうやらフグの仕業の

ようだ。時々、仲間から様子伺いの電話が入るが、良い返事を出来ないのが辛い。

そうこうしているうちに、NAVIちゃんが彼女を連れて遊びに来てくれた。

夜中には帰らなければならないので、一緒に竿を出せるのは少しの時間しか

ないらしい。徐々に雨が強くなってくるので、テント内に入り、時々竿を

上げるが、相変わらずフグの猛攻である。あとで知ったことだが、この日は

大雨警報が出ていたらしい。ランプの明かりでは港内の濁りは確認出来なか

ったが、どうも水潮でキスはいないみたいだ。

この後、ちょっとしたトラブルがあったが、無事、NAVIちゃん達が帰った後、

元々ここで一緒に釣る予定のハゼドンさんとまっちゃんが到着して、相談した

結果、この大雨では駄目なので、一旦、トラ宅に帰ってから作戦会議を

開くことにした。何と、トラ宅に到着したら、J.Jさんも来られていた。

寒い思いで加太で釣っているトラを慰めるために差し入れを持って出たところ、

ハゼドンさんと連絡がついたので、一緒に来てくれたそうだ。

午前9時頃、仮眠もせずにそのまま二回目の釣行を続行決定。

無理矢理J.Jさんも誘ってハゼドンさんの車で雨の影響の少ないJ.Jさん推薦の

下津戸坂に向かうことにした。現着すると、さすがにJ.Jさんの言う通り、

それほど、濁りは入っていない。漁港手前の海岸から4人が竿を並べて、

談笑しながら、正午までここで粘った。結果はハゼドンさんの一人舞台で

20センチオーバーのキスやグチなどを釣り上げ、トップの成績。

まっちゃんも本命キスを釣り上げるものの、J.Jさんとトラはチャリコや

ベラだけ。トラの竿と仕掛を使ったJ.Jさんには申し訳ないが、この後も

最後まで良型キスは微笑まなかった。

その後、昼食を兼ねて、トラ推薦のマリーナシティに転戦。寿司などを

買って、GCマイポイントの橋げた近辺のベランダ海岸で竿を出した。

ここで、やっとトラとJ.Jさんにもキスが釣れたがピンだった。

ところが、まっちゃんとハゼドンさんは絶好調。投げ方が悪いとか、

脇が甘いとかJ.Jさんとトラにボロかすに言われながらも、次々と

良型キスを釣り上げて行くのである。一投目からチヌを掛けたハゼドン

さんは惜しくも捨石に落として逃げられたが、その後も名誉の負傷を

しながらも捨石に逃げたキスを血を流しながらベランダに放り投げたり、

「僕は遠投出来ないから」と言いながら最長のキス26センチを

釣り上げた、まっちゃんには脱帽だった。

昼過ぎまでと言う計画がこの釣れっぷりで時間を延長して、結果は

納竿したのが午後5時。「24時間闘えますか?」までは行かなかった

ものの、トラにとってはとても長い一日であった。

今回は肝を冷やす色々なこともあった釣行であったが、とにかく、無事に

全員が帰り着き、お盆の死者からの引っ張り込み?もかろうじて防ぐことが

出来た。釣行に同行して下さった皆様、熱い応援メッセージをかけて

くれた皆様、有難う御座いました。