「加太、小島カレイ下見釣行記」 トラやん記


10月25日、来週に行われるGCカレイOLMの下見を兼ねて加太と小島で竿を出した。

すでに現地で竿を出しているまっちゃんに電話を入れてから、hiro君を迎えに行った。

日付けが変わる12時に過ぎに到着。この時間はゲートが閉まっており、多くの荷物を持って

いつものポイントで竿を並べる。まっちゃんに様子を聞くと、まだチャリコだけとの事で

チヌやスズキらしいアタリはなく、めっぽう海毛虫が多いと言うことであった。

その通り、投げるたびに毛虫が掛かって来る。投点を変えてもどこでも毛虫の入れ食いだ。

ようやく、hiro君にもチャリコが釣れたが、トラは魚らしいアタリは夜明けまで一回も無かった

途中、連日の寝不足もあって車内で横になったが、気温はどんどん下がって防寒着を着込んで

いても、アイドリングをしないと寝てられなかった。

まっちゃんから電話で「朝ですよ、ぼちぼちアタリが出だしましたよ」との事で、目を覚ますと

星空が薄くなって、東の空から曙光が差しかけていた。

上げてあった竿にエサを付けて、三本の竿を遠近に投げ分けて、アタリを待つが、確かに毛虫の

数が少なくなっていた。一番近い竿に明確なアタリが出て、近頃では珍しい大きなガッチョが

釣れた。まっちゃんやhiro君もチャリコを追加しているようだ。

三々五々、アジ釣りの連中やファミリーの釣り人が集まり始め、釣り場は賑やかになって来たが

どうも、潮が悪いのかサビキ釣りでもまったく釣果はなかったようだ。

そうしているうちに、hiro君のほうを見ると、サーフリーダーを大きく曲げて、リールを巻いている。

傍に行ってみると、海面から待望のカレイが上がった。サイズは26センチ。マコで身が厚く、とても

美味しそうだ。「アタリがあったの?」と聞いたら「全然?」と言う答えで、いつの間にか飲み込んで

いたようだ。いわゆる、居食いと言う奴だ。

とにかく、狙い通り、ここでカレイが釣れたのが嬉しかった。hiro君に握手を求め、いよいよ、加太も

シーズンに突入したとの確信を持った。

結局、ここでのカレイはこれ一枚だけであったが、そのご、余りエサを持って、次の下見目的地である

小島漁港に向かった。この漁港の沖に一文字があり、いつかはここで竿を出して見たいと思っていたが、

到着して見てびっくり。旧一文字が地続きとなり、新一文字との距離もわずかしかない。

これなら無理にトラ丸で渡る必要も無い。多くの竿釣り師がいたが、投げは誰もしてなかった。

近くまで行くのも面倒なので、漁港入り口の一番近いポイントから湾口に向けて投げてみた。

昔、この湾口で小さいながらも5枚ほどのカレイを釣ったことがある。

漁船がびっしり停泊しており、投げにくかったが、hiro君と二人で一本づつ投げてみた結果、

一投目からトラギスが掛かり、エサ取りらしい細かいアタリが頻発した。

まっちゃんはポイントの確認に旧一文字付近まで散歩してくると行って出かけていた。

海中にはメバルやサンバソウがうようよ泳いでおり、加太よりも魚の活性が良さそうである。

そうこうしていると、置き竿にびっくりするようなアタリが出た。

根がきついので素早く巻いて来ると、白い腹が見えた。カレイである。

hiro君が釣った26センチより1センチ短い25センチであったが、本当に嬉しかった。

小島でもカレイが帰ってくれていたのである。このポイントでカレイが来ると言う事で

あれば、旧一文字との水道はきっと良型カレイは可能性が高いと感じた。

これで、来週のOLMの狙い場が決まった。カレイの姿に出会えなかったまっちゃんには気の毒で

あったが、何とか二枚の本命を見ることが出来て、今回の下見釣行は成功だったと思うし、

新しいポイントも発見した。ピアッツア5で風呂に入り、レストランで食事をした後、まっちゃんと

別れ、hiro君を自宅に送って、この原稿を書いている。

OLMでまた、仲間と会うことを楽しみに稿を終えたい。